高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

広島県竹原

2006年12月13日 22時37分00秒 | 友人

_016_2 広島県竹原市、全国に唯一「市木」に竹を制定している町である。その名の示す通り、竹の多い土地である。小吹地区の名産は竹の子。市内の街路樹も竹と、何から何まで竹にこだわった町である。

大分県別府市以外で竹の訓練校があるところでもある。(今はなくなってしまった)。私は20年ほど前に7年ほど竹の職業訓練校の講師としてこの竹原に住んでいたことがある。

今年の10月に喪中の挨拶を頂いた中に、なんとその時の生徒さんの名前がありびっくりした。

直ぐにお参りに行くことができず、12月の今日になってようやくお参りをさせて頂いた。_014_4突然のことで奥様もいまだに信じられないようであった。お亡くなりになった森川さんは広島県の県美展でも2回ほど入賞されているほど優秀な人で、まじめで優しい実直な人だった。惜しい人は早く逝くのですかねー。草刈に行くと言って玄関を出たところで倒れられていたそうで、まったく前触れもなく突然のご不幸であったそうだ。ご冥福をお祈りいたします。

お悔やみの帰りにバンブー公園に寄ってみた。朝からの雨が続きうら寂しい一日であった。

竹工房オンセ_026

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幅広、甲高

2006年12月12日 21時07分00秒 | 家族

20061206205938 次男のシンラがどんどん成長している。まだ、小学6年生なのだが大きな足をしている。いつの間にか母親の足などは問題にせず、私の足とほとんど変わらないくらい大きな足になって来た。私も幅広甲高にはいささか自信があったのだが、この次男坊の足を見ると私よりもう巾は広いのである。

お風呂から上がると腹筋をしたり腕立て伏せをしたりと、だんだんと男としての欲求というか、体つくりを彼なりに考えているのであろう。さてさて、この子はどんな人に育っていくのだろうか?

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冬支度

2006年12月11日 20時21分18秒 | 安心院

20061210115648 12月になるとめっきり寒くなる。我が家は標高530メートルの高さにあるので九州なのに1年のうち3分の2くらいはストーブが点いている。車の装備も4輪駆動に4輪スタッドレスの装備となる。今日は比較的暖かい日なので、今のうちとタイヤ交換をした。これで準備万端。何時雪が積もっても大丈夫だ。こちらの車は「カリブ」なので如何にも4駆という感じであるが、もう一台の「フィット」の方はまるで4輪駆動には見えない雰囲気だ。昨年も雪が積もり、チェーンを付けた車が右往左往している間を、チェーンも付けずにノーマルに見える車がスイスイと走り抜けて行くのは快感である。

裏庭に植えてある樅の木も毎年デコレーションされてクリスマスツリーになる。最初のうちは高さも2メートルくらいしかなかったので電飾も簡単であったがHp_0042、今では5メートルほどになると大事である。

昨年は長男と梯子を掛けて一生懸命飾った。今年も新潟から帰ってくる長男を待って飾り付けをしようと思う。こんなことが人生の大切な思い出になるのかな?

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名入れ箸

2006年12月09日 07時19分13秒 | 青竹箸

_006_4 只今、ホームページ作りに四苦八苦しています。一番苦労するのが、商品の特性をどう打ち出していくのか?これが一番考えるところです。今回も竹箸にお名前を彫る「名入れ箸」を考えているのだが、名前を彫る機械を見つけた。早速メーカーまで行って、機会を使わせていただき何膳かお箸に名前を彫ってみた。確かに、間違いなく誰がやってもきれいに彫れる。「よーし、これだったらインターネットで沢山注文が来ても、私が出張で居なくても大丈夫だ。」と喜んだ。しかし、工房に帰ってきて会議で図ってみ_002_5 ると、みんなの反応が思わしくない?やれ、味が無い、鉛筆のメーカー銘みたいだ、入学時の子供のお名前みたいだ、など等‥‥

ひらがな、カタカナ、アルファベットしか彫れないのも問題だ。フリーハンドで彫るのではなく、文字盤に沿ってなぞって行くと縮小された文字がドリルで彫られるという仕組みのため文字版が要るのだ。漢字まで彫るというと膨大な量の文字版が要るので大変なのである。そこまでそろえると100万近いお金がいる。  やはり今までやっているルーターで手書きにするか?  大変ではあるがどんな文字でも何文字でも、絵でも記号でも、何でも彫れる。ウーン。

それより、「これだけの手を掛けて作って、日本一の精度を誇るお箸には、手彫りで応えなくては失礼になる。」「機械彫りだったら、これを見て良いナーと思ったところが直ぐ真似できる。」「職人の手_001_6 作りのお箸に、職人が手彫りの名前を!」と、結論がでた。一膳、一膳思いを込めて名前を彫るこれしかないか!頑張るぞー。

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取材 2

2006年12月07日 17時54分00秒 | 工房

昨日のつづき

Manntenndou_013 カメラマンの方が作品を撮影するよう準備をしている。その横からコバンザメのようにくっ付いて横から自分のデジカメでパチリ、パチリ、と取っていく。自分たち素人だけでは全然良い写真が取れないがプロの横にくっ付いているといくらか良い写真が取れるような気がする。

只今、ホームページの作品撮影をしているのでなおさら写真の取り方が気になるのだ。

Manntenndou_017 まんてん堂の社員の可愛い娘が一緒に来ていたので、調子に乗ってモデルになってもらい、いくつもいくつもバッグを取替えひっ替え、撮影させていただいた。ホームページで使いたいからだ。笑顔の可愛い素敵なお嬢さんである。他のスタッフの方とワイワイガヤガヤ、あっという間に一日が過ぎていった。

本当にこんな機会を与えてくれた中川社長に感謝である。帰り際にご本人が大変気に入って下さったランプスタンドと奥様にバッグを買ってくださり嬉しそうに抱えていかれたのが印象的だった。

冊子は来年2月に「まんてん堂」のお客様に配布されるそうであるがその時はまた、ブログで報告します。

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Photo_53

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雑誌の撮影

2006年12月06日 17時52分26秒 | 工房

Manntenndou_009 今日は朝から「九州よかとこよかもん・福招き通信」という冊子の取材で一日が終った。福岡より、カメラマンの人やデザイナー、ライターの方など7人でやって来た。

いつも感心するのであるがプロのカメラマンの仕事振り、正しく「光の芸術家」だと思う。同じ作品を覗いても作品が浮き上がって生きているように見えるのだ。アシスタントの女の子がこまめにサポートをする、きっとこの娘も将来はプロカメラマンを夢見ているのだろう。見ていて気持ちが良Manntenndou_006 い。

この人がスポンサーの「まんてん堂」という通販会社の社長中川さん。社長なのに全然威張ったところがない、気さくなおじさんといった感じだ。 通販で物を買って頂くだけでなく、せっかく九州から発信しているのだから、九州のすばらしい物、いい物を紹介したいそうだ。私の作品を売るのでなくあくまで紹介というスタンスでお客様に喜んでいただければ‥‥  ウーン、ありがたい。是非、九州に沢山ある手作りの良いものを広めてください!思わず、手を合わせてしまいます。

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本日、開店。工房オンセの新しいサイトオープン

2006年12月05日 05時13分00秒 | ホームページ作り

Hp_001 本日、ホームページをリニューアル。パンパカパーン。とオープンする予定が朝一番でパソコンをつけて見るとページが開かない。えっ!いったいどうしたのだ!ただただ愕然、この1週間ホームページ作りに、ない頭を絞ってやっとオープンに漕ぎつけたはずが‥‥。

こんなスタジオセットを買い込んで一生懸命商品撮影をしたのに、トホホ。パソコンて本当に一字違っただけでも動いてくれない、もう少し融通がきけば良いのに!

ページ作りは、難しいけどやっていくうちに少しずつコツが呑み込めてくるというか?判ってくるのですな。ある意味、自分の発見みたいなところがある。

しかし、何とかしてホームページが見られるようにしなくてはならない。もう少々お時間を下さい。

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小山明子さんより

2006年12月02日 18時14分00秒 | お客様

Photo_54 この秋に家庭画報に載った私の作品を小山明子さんが買ってくださった。作品が手元に届いたときも丁寧なご本人の礼状が届き感心しました。名前だけではご注文を下さった方が女優の「小山明子」さんとは思いもせず、礼状を頂いて初めて判ったのだ。今日はご主人の大島渚監督と二人の写真の中で、着物姿で私のバッグを持っている写真まで同封して下さった。

その写真を掲載できれば良いのだが、今は個人情報には特にうるさいご時世なので、残念ながら‥‥、凛とした佇まいに品良くバッグを持っていただいている写真なので是非、見ていただきたいが残念。せめて、お名前だけ勝手に私のブログに載せさせてもらっているがご容赦ください。

先日、たまたまテレビをつけたら「哲子の部屋」に小山明子さんと山本富士子さんが出ていた。二人とも大変家庭的でご家族のことなどを話していた。大島監督が脳梗塞で倒れられたり、ご本人がうつ病になったときのことなどを話しておられたが、話す言葉の端々に人間的な優しさや深さが感じられた。    直筆で 「サンデー毎日の人間列島という記事にバッグを持って出ています。最高のバッグ、大満足です。」書いてありました。本当にありがとうございました。

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