高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

大失敗

2006年12月18日 22時38分00秒 | 家族

Cimg3036_1 朝、日の出とともに新潟へ向けて出発。昨日からの寒さで大分地方にも初雪が。飛行機が飛ぶか?どうか心配であるが、まー何とかなるだろう。空港道路を快調に飛ばし、高速を降りた。少し、早く来すぎてしまったので手前のコンビニに入った。そこで「大失敗」新聞を買って、車に乗り込み、サー出発。「おっとその前に少し荷物の整理をしておこう」と考えたのが大間違い。後ろの座席に回って旅行バックをごそごそ、手元にあった車の鍵束が邪魔だったので運転席にぽんと投げた。荷物の整理をして後ろのドアを閉め、運転席に回ろうとしたらドアが開かない!えっー!オートロックが掛かっていて開かない!鍵束を投げた時に何かの拍子で車の鍵についているロックのボタンが作動したのだ。さぁーと血の気が引いていくのが判った。頭の中はぐるぐる色んなことを考える。飛行機の時間まで丁度1時間、「家に電話をして鍵を持ってきてもらうにはもう間に合わない」「ガラスを割って鍵を取り出すか?」結局、JAFを呼んであけてもらうことにした。コンビニで電話を借りてJAFへ、ご丁寧な対応でまだっるこしい!「飛行機に間に合わないので早く手配して欲しい」と5分ほどして折り返しJAFから連絡があり、「近くの提携店に連絡が取れましたので15分から20分で伺います」と。あー良かった、これで一安心。しかし、待つ身に時間が長く感じられるのだ。やっと、到着、このときはこのおじさんが救いの神様に見えた。 道具を取り出し(これが見ていてほんとに手際が悪い)ようやく道具を出して、いざ、ドアに差し込んだのだがなかなか開かない。あちこちのドアに道具を差し込むのだが、全然開かない。どうも道具を間違えて持ってきたようだ。えー、マジかよー。「車はゆっくり開けておきますので、飛行機に乗ってください」と言う。アホか!飛行機のチケットも荷物も車の中じゃ。そうこうする内にだんだんと野次馬が集まってくる、あーだこーだといってくれるが、こちらは時間が無いのではらはらイライラである。ドアから道具を差し込むことは諦め、今度は少し、本格的な道具を出してきた。助手席のドアの上のほうに少し、隙間を作り、そこに空気枕のようなものを入れ空気を送り広げていく、1センチくらい隙間ができるので、今度はその隙間から荷造り紐みたいな物を入れてドアの内側にある手で摘むところに引っ掛けようというのだ。しかし、滑って何回やっても引っかからない。まるで007の映画を見ているようだ、刻々と時間は迫ってくる、映画だと爆発する1秒前にカチッと成功するのだが、現実はなかなかそうはいかない。荷造り紐は諦めドライバーの長いような道具を持ってきた。先端が直角になっており爪がついている。それを先程の手で掴むところに引っ掛けて開けようというのだ。カチリ、ついに開いた。飛行機の出発まで後20分。1万円すばやく渡して車に乗り込む、空港に向かって発進。何とか間に合ったが、本当にハラハラドキドキの1時間であった。

早速、JAFに入いろー。JAFの会員だったら1000円で済んだのに!

竹工房オンセ

コメント (1)
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