高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ゴルゴンゾーラ鈴木

2011年04月18日 06時50分42秒 | 後継者育成

3年前の後継者育成事業で教えた生徒が、実家の浜松市に戻っている。
今回、静岡市での催事に合わせて会いに来てくれた。

http://once.blog.ocn.ne.jp/ajimu/2008/12/post_eea7.html

Photo 着物姿にズタ袋を背負って、まるで漫画の「俺の空」に出てくる安田一平の様な出で立ちで現れた。

今までの生徒の中で、一番元気の良い青年だ。

ちょっとやんちゃな「ガキ大将」と、云う感じだが、実に素直で気持ちの良い成年だ。

卒業した後も、毎年サツマイモや玉ねぎなど、家で出来た野菜を、義理堅く送ってきてくれる。

三年ぶりの再会に乾杯をした。場所は駅近くの居酒屋で、

静岡名物に舌鼓を打って、

静岡に来たら、「桜海老の掻き揚げ」は、絶対食べなければ為らない。静岡の春の名物である。416_021a

416_025a 次に「静岡おでん」。4尺以上もある大鍋で、黒いだし汁で煮込まれたおでん。

お皿に取り分けられたら、魚粉を振りかけて食べるのだ。

刺身は、白子と桜海老とマグロの3種盛。

416_023a 静岡の名物を頂きながら、近況を聞く。

彼は、別府から実家の浜松に引き上げてから、ひょんな事から、手作りフルートを作る工房に就職していた。ヤマハ楽器でフルートを作っていた人達が独立して作った会社だ。現在、そこの見習い職人として働いている。フルート1本が100万円とか、ん百万円もするものを作っているそうだ。

仕事以外の時間は、サーフィンに行ったり、畑をしたりで絶えず体を動かしているので、精悍な体つきをしている。

話をしていて、今度の大震災に時間を作ってボランティアに行こうと思っているそうだ。

少ない自分の給料の中から、給料の10分の1だけずつ、寄付をしていくそうだ。

「まだ、まだ、先が長いですから、自分を越えた事をして、自分自身が行き詰ったんでは如何しようもありませんから、少しずつ寄付をする事にしました。」

偉い!  

訳の判らない、自己保身ばかり考えている政治家に、彼のような素直な青年が精一杯やっていることを知らせてやりたい!

3時間、久しぶりに話をして、実に清清しい気持ちにさせられた。

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