高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

銀座三越 1

2009年04月02日 08時32分19秒 | 出張

初日にいきなり、「テポドン3号」の打ち込みを食らった今回の催事はどうなることやら?

41_001 二日目は一日中、小雨模様で、だらだらとした盛り上がりに欠ける一日であった。どうしても、初めての出店のときは、そこのデパートでのお客様が育っていないので苦労する。

特に今回の様な、大きな催しの中での出店ではなく、単独出店の場合は、広告媒体への掲載が無いため、たまたま、デパートに来ている方に見て頂くだけなので偶然の出会いを期待するしかない。その点、広告に掲載されると、竹バッグに関心のある方が見に来てくださるのだが……、そうは言っても与えられた条件の中で、如何に結果を出すか?   それしか無い!ですな。

私の売り場の隣には、銀座の版画屋さんが出店している。木版画の実演をしていると沢山のお客様が物珍しさで一杯集まってくる、しかし、こういった実演を感心してみている人は殆どお買い物をされない。好奇心と販売とは別物の様だ!その、もう一軒隣には、東京の胴器屋さんが実演をしている。

夕方の暇になった時間に覗いてみると、同じ職人なので、直ぐに打ち解ける。いろいろ話しているうちに、面白いヒントを伺った。ちょうど今、「万年筆の持ち手に飾りを付けて欲しい」と注文が来ているのだが、銅器の急須に付いている籐飾りの取り付けが大変参考になった。業種が違っても、思わぬ所にヒントは転がっているものだ。

竹工房オンセ

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