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高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

作業工程 その1 菊割り

2006年10月03日 05時38分23秒 | 竹細工作業工程

Sany0055 私たちが最初にする作業は竹割である。丸い竹を均等に割る作業である。竹割り包丁で少しずつ割っていくこともするのだが、このように菊割りを使って一遍に割ってしまったほうが効率的だ。この道具を上から見ると菊の花の形をしていることから菊割と言われている。私のところでは4分割から、13分割まで沢山の菊割りが壁に吊り下げられている。
どうも、一般の人から見るとこの風景が面白いらしい。

竹を割ることはバランスなんですよね。一般の人に竹を割らせるとたいてい最後までたどり着けないで、途中でどちらかに削げていってしまう。右と左のバランスが保てないからだ。竹割り3年て教わりました。私も竹を始めた頃、先輩から「まっすぐ割るには3年掛かるんだ」と。

竹工房オンセSany0061s

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こんにちは~♪ (めい@咲月)
2006-10-05 18:21:04
こんにちは~♪
楽天ブログへのご訪問ありがとうございます!

こちらこそ萩の陣宿さんではお世話になりました。
直々にネームを入れて頂いて嬉しかったです。

それにしても竹。
この状態から創られるのですね~。驚きです。
この竹があんな風に編み込まれて作品になって・・・あ~気が遠くなるほどの時間と技術がそろって出来上がるんですね。
バッグ大事にします。
ありがとうございます。
また遊びにきまーす!
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