毎年、7月の半ばになるとの道刈りである。
私の住んでいる、萱籠地区には、三つのがあるのだが、それぞれに小さな区を作って、道や水の管理をしている。各家から一人ずつ、草刈りに出なくてはいけない。
私のところは、ここ3年間ほど、私の出張と重なり、道刈りに参加する事が出来なかった。知り合いの家に頼んで、代わりに出てもらう事が続いていた。
今年は、ちょうど上手い具合に、出張から帰っていたため、4年ぶりに参加した。
久しぶりに出てみると、随分メンバーが変わっている。「限界集落」と云われて久しいが、さすがに、高齢の為?また、お亡くなりになって、世代が変わってきたのだ。
腰がくの字に曲がったおじいちゃんが、草刈り機を持つとしゃきっとしていたのだが、さすがに、もう草刈り機が持てない年になって来たのだ。
午前中、草刈り機を回していると、左手が振動で感覚がなくなってくる。途中休憩で配られた、缶ジュースを握力が無くなって落としそうに為ってしまった。
「道刈りをして、お盆のお客様を迎える」と云うのが、この地域の仕来たりである。
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