高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

日本橋三越 6

2009年01月06日 07時39分28秒 | 職人仲間

三越での2週間の催事も折り返し地点、数件の業者が入れ替わりをした。我らが福ちゃんもお父さんとバトンタッチである。そんなこともあり、日本橋三越に来た時だけ集まる飲み会をした。メンバーは、しな織の石田さん、籃胎漆器の井上さん、銅器の島倉さん、革靴の杉浦君、それに私のいつものメンバー。そこに、新しく参加した伊万里焼の福ちゃんと錫器の岩切君、紅一点の三越社員の高橋さん。杉浦君はこの飲み会のことを「勉強会」と呼んでいる。

私にとっても、この飲み会はこの半年を振り返って、またこれからの目標を確認する時間でもある。真面目なメンバーばかりなので、こんなメンバーで盛り上がるのかい?と思う方もいるだろうが、馬鹿騒ぎをしないだけで、各人の発表のときはみんな真剣に聞いている。それぞれに抱えた問題があり、向かうべき方向などを聞いていると、自分の立場と置き換えたり、比べたりして、随分刺激になる。発表している本人も、言葉にすることで自分の気持ちの整理をしたり、目標の確認をしている所もある。人が発表している間は、決してちゃちゃを入れる人は居ない。新参加の「福ちゃん」は「5人以上の前で話をすると上がってしまって緊張するんです。」といいながら、普段より少し上ずった声で発表していた。

8時半から始まったのだが、あっという間に時計を見ると11時近くになっている。中身の濃い時間であった。

お店を出て、みんなで記念撮影 パチリ。

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この写真は恒例化して行きたいね!

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コメント (2)
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