今回は同じく名古屋松坂屋での「職人展」に参加している、籐細工の小峰さん。コミネと書いてオミネと読む。ご夫婦でいつも日本中のデパートに出店されているが、どこへいっても抜群の成績を上げられる。これは一重に、長年培ってきた技術と、若々しい感性と、お二人の人柄の賜物だろう。只今、73歳。70を過ぎてからホームページを作り、ブログも頻繁に更新されている。http://blog.livedoor.jp/sho_omine/
大したものだ。この前向きな気持ちが作品にも表れ、「今、何が求められているのか?いつも考えているのだろう!。籐製品でも、古くからあるものだけでなく、今の高齢者社会に合う用に、軽い籐の性質を生かした高齢者向けの介護製品をたくさん工夫されている。日々の積み重ねがどこへ行っても繁盛されている根本であるように思う。私も小峰さんを目標に頑張っていこう!
同じく東京から来ているすだれ職人「謎の中国人?、尾崎さん」。「すだれを編んでいるのだが、手で隠れて何をしているのかわからない。」そんな雰囲気の職人である。しかし、物事に動じることは無く、いつも自分のペースで、周りの人をからかっている。自分の世界を持っていることは職人にとって大変重要なことで、物作りをする上で何が作りたいのか?この基礎の部分がしっかりしていないと作っている作品も魅力の無いものになってしまう。彼の場合は回りに迎合されること無く自分の作品を作っていくのだろう。しかし、遊びでコースターを作っているところしか見たこと無いな!。