ここ熊本は11月に入りずっと良いお天気でしたが
昨夜から今朝にかけ、久しぶりに雨が降りました
山陰鉄旅から一週間経ちますが・・・・
先週からキッチンの水栓やガスコンロ等の調子が悪くなり
先週~今週で水栓やガスコンロ取り換えすることになり
この機会にとキッチンの掃除&断捨離を始めています
日曜日は孫ちゃんのチアダンス発表会&ご褒美の夕食会などもあり
なかなか旅レポートをUPすることが出来ませんでした
そろそろビオラの植え付けや今年最後の芝生作業もやらなきゃ~
毎日やることがあると夜は疲れてPCの前に座るのも億劫になります。
まだ一週間なのにもう一ヶ月ほど前のような気がして
旅の余韻も記憶も薄れつつあるので早く記録に残さないといけません(笑)
では、旅の続きを・・・
11月4日、8時半
足立美術館へ入館し最初に安来駅までの無料シャトルバス整理券を受け取り
先ずは人が少ないうちに日本庭園を見学しました。
いつもは9時開館ですが連休中のため30分早く開館
なので・・・従業員さんが苔庭の掃除中
毎日開館前1時間かけ従業員全員で掃除をされるそうです。
ゴミや雑草はもちろん枯葉一つ落ちていません。
足立美術館といえば・・・やはりここ枯山水庭
大きなガラス張りのロビーからの景色
遠くの山々(勝山)も庭の借景として自然とつながっています。
まだ9時前なので朝日の影ができていて上手く写真が撮れませんが
望遠で・・・
きれいに剪定された木々、白砂には枯葉一つ落ちていません
枯山水庭の右手、赤松の向こうに滝が見えます。
暫く椅子に腰かけ眺めましたが10時からの庭園説明があるらしく
後でもう一度ゆっくり見ることにして先へ進みます。
名物の一つ窓枠がそのまま額縁になる「生の額絵」の正面からの写真は無し
少し斜めからの写真ですが・・・正面の山に滝が見えるのわかりますか?
この滝は昭和53年、背景となる亀鶴山に作られた人工の滝です。
実は山と庭園の間には道路や川などがあり電柱も建っているはずですが
人工物を上手く隠し亀鶴山も庭の一部に見えるから不思議です。
池庭
モミジも少し色づき・・・
池庭の前、床の間の壁をくりぬき作られた「生の掛け軸」がありましたが
さすがに連休中のためどうしても景色の中に人影が入り込み
残念ながら美しい庭園の掛け軸とはなりませんでした
白砂青松庭
時間はたっぷりあるので茶室「寿楽庵」で抹茶をいただきました。
白砂青松庭が見える縦長窓は生の掛け軸にも見えるかな?
お茶碗は全て島根の焼き物
私の器は太田市・森山窯、Gちゃんは安来市・錦山窯でした。
純金製の茶釜で沸かした湯で入れたお抹茶を飲むと幸せで長生きするそうですョ~
休憩のあともう一度白砂青松庭を眺め・・・
乾いていると白っぽい石も水に濡れる黒く・・・
枯山水庭の石も雨の日と晴れの日では全く違った雰囲気になるらしいとか?
庭園のあとは日本画鑑賞へ・・・
日本画の知識はありませんが横山大観は知ってますけどネ~
洋画もそうですが筆使い色合いや構図などの好みで
その絵が好きか嫌いか見比べながら見学する程度です(笑)
10時になり、枯山水庭ロビーに戻り説明を聞きながら庭を鑑賞しました。
来年で50年になる庭の樹木は年月が経つと大きくなり景観が変わってくるので
植え替えられるそうですが重機を入れることが出来ないので一本づつ全て手作業
年中無休なので開館中にその作業が行われるので見られることもあるとか・・・
植え替えるための樹木はどうやら今朝私が散歩した川沿いに植えられているらしく
だから・・・どの樹木も手入れが行き届いていたと納得したのでした
他にも写真のように赤松の皮を一部剥がしてあることも・・・
(理由は忘れました)
年をとるとその時は感心したことも直ぐに忘れます
説明を聞いた後にゆっくり苔庭を眺めました。
樹木が全て斜めに植えてあるのは庭師の哲学によるもので
山の斜面に生まれ育った木を真っすぐに植えると苦痛になるだろうと
木々の声を聴きながら庭作りをされているらしいです。
苔に炭を埋めてあるのも若い庭師の考えらしく・・・
(これまた説明された理由を忘れました)
月日が経つと炭がだんだん苔に覆われて見えなくなるそうです。
やはりただ何となく眺めるより説明を聞き見ることでとても勉強になりました。
最後に陶芸館で魯山人などの器を見学し約3時間ほど滞在し足立美術館をあとにしました。
2020年4月、開館50周年を記念して北大路魯山人の作品だけを展示する
「魯山人館」がオープンするそうです。
そろそろ館内の紅葉も2~3分ほど進み今月末には益々美しい庭が見られるようです。
私の写真ではうまく伝わりませんが実際はこの数倍も素晴らしいものでした。
実は私はどちらかというと落葉樹の庭や自然の景色の方が好みなのですが
庭師さん達が丹精込め、手入れされた美しい日本庭園の良さを十分堪能できました。
足立美術館のUPだけでまたまた長くなってしまいましたが
山陰鉄旅レポートも次回でやっと最終回となりそうです。
本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました
昨夜から今朝にかけ、久しぶりに雨が降りました
山陰鉄旅から一週間経ちますが・・・・
先週からキッチンの水栓やガスコンロ等の調子が悪くなり
先週~今週で水栓やガスコンロ取り換えすることになり
この機会にとキッチンの掃除&断捨離を始めています
日曜日は孫ちゃんのチアダンス発表会&ご褒美の夕食会などもあり
なかなか旅レポートをUPすることが出来ませんでした
そろそろビオラの植え付けや今年最後の芝生作業もやらなきゃ~
毎日やることがあると夜は疲れてPCの前に座るのも億劫になります。
まだ一週間なのにもう一ヶ月ほど前のような気がして
旅の余韻も記憶も薄れつつあるので早く記録に残さないといけません(笑)
では、旅の続きを・・・
11月4日、8時半
足立美術館へ入館し最初に安来駅までの無料シャトルバス整理券を受け取り
先ずは人が少ないうちに日本庭園を見学しました。
いつもは9時開館ですが連休中のため30分早く開館
なので・・・従業員さんが苔庭の掃除中
毎日開館前1時間かけ従業員全員で掃除をされるそうです。
ゴミや雑草はもちろん枯葉一つ落ちていません。
足立美術館といえば・・・やはりここ枯山水庭
大きなガラス張りのロビーからの景色
遠くの山々(勝山)も庭の借景として自然とつながっています。
まだ9時前なので朝日の影ができていて上手く写真が撮れませんが
望遠で・・・
きれいに剪定された木々、白砂には枯葉一つ落ちていません
枯山水庭の右手、赤松の向こうに滝が見えます。
暫く椅子に腰かけ眺めましたが10時からの庭園説明があるらしく
後でもう一度ゆっくり見ることにして先へ進みます。
名物の一つ窓枠がそのまま額縁になる「生の額絵」の正面からの写真は無し
少し斜めからの写真ですが・・・正面の山に滝が見えるのわかりますか?
この滝は昭和53年、背景となる亀鶴山に作られた人工の滝です。
実は山と庭園の間には道路や川などがあり電柱も建っているはずですが
人工物を上手く隠し亀鶴山も庭の一部に見えるから不思議です。
池庭
モミジも少し色づき・・・
池庭の前、床の間の壁をくりぬき作られた「生の掛け軸」がありましたが
さすがに連休中のためどうしても景色の中に人影が入り込み
残念ながら美しい庭園の掛け軸とはなりませんでした
白砂青松庭
時間はたっぷりあるので茶室「寿楽庵」で抹茶をいただきました。
白砂青松庭が見える縦長窓は生の掛け軸にも見えるかな?
お茶碗は全て島根の焼き物
私の器は太田市・森山窯、Gちゃんは安来市・錦山窯でした。
純金製の茶釜で沸かした湯で入れたお抹茶を飲むと幸せで長生きするそうですョ~
休憩のあともう一度白砂青松庭を眺め・・・
乾いていると白っぽい石も水に濡れる黒く・・・
枯山水庭の石も雨の日と晴れの日では全く違った雰囲気になるらしいとか?
庭園のあとは日本画鑑賞へ・・・
日本画の知識はありませんが横山大観は知ってますけどネ~
洋画もそうですが筆使い色合いや構図などの好みで
その絵が好きか嫌いか見比べながら見学する程度です(笑)
10時になり、枯山水庭ロビーに戻り説明を聞きながら庭を鑑賞しました。
来年で50年になる庭の樹木は年月が経つと大きくなり景観が変わってくるので
植え替えられるそうですが重機を入れることが出来ないので一本づつ全て手作業
年中無休なので開館中にその作業が行われるので見られることもあるとか・・・
植え替えるための樹木はどうやら今朝私が散歩した川沿いに植えられているらしく
だから・・・どの樹木も手入れが行き届いていたと納得したのでした
他にも写真のように赤松の皮を一部剥がしてあることも・・・
(理由は忘れました)
年をとるとその時は感心したことも直ぐに忘れます
説明を聞いた後にゆっくり苔庭を眺めました。
樹木が全て斜めに植えてあるのは庭師の哲学によるもので
山の斜面に生まれ育った木を真っすぐに植えると苦痛になるだろうと
木々の声を聴きながら庭作りをされているらしいです。
苔に炭を埋めてあるのも若い庭師の考えらしく・・・
(これまた説明された理由を忘れました)
月日が経つと炭がだんだん苔に覆われて見えなくなるそうです。
やはりただ何となく眺めるより説明を聞き見ることでとても勉強になりました。
最後に陶芸館で魯山人などの器を見学し約3時間ほど滞在し足立美術館をあとにしました。
2020年4月、開館50周年を記念して北大路魯山人の作品だけを展示する
「魯山人館」がオープンするそうです。
そろそろ館内の紅葉も2~3分ほど進み今月末には益々美しい庭が見られるようです。
私の写真ではうまく伝わりませんが実際はこの数倍も素晴らしいものでした。
実は私はどちらかというと落葉樹の庭や自然の景色の方が好みなのですが
庭師さん達が丹精込め、手入れされた美しい日本庭園の良さを十分堪能できました。
足立美術館のUPだけでまたまた長くなってしまいましたが
山陰鉄旅レポートも次回でやっと最終回となりそうです。
本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました
と言っても私一人が駆け足で見て回ったので、一体何をどう見たのか全く覚えていないという;;。(笑)
それにしても見事な日本庭園ですよね、アメリカであったかの世界の庭園を掲載する本に毎年1位に輝くのは此処でしたよね。
本当に写真を拝見するだけでもそれが伝わってきますね。
またいつか、今度はじっくり庭も日本画も拝見しに参りたいと思います。
おっしゃるように「連続1位」だとか・・そんな説明を聞きましたョ~
(相変わらず覚えてませんけどネ)
一つ一つに丁寧に手入れされているのが素人の私にも伝わる
樹木や石一つ一つに気持ちが込められた美しさがありました。
是非、朝一番の入場でゆっくり見学をお勧めします。