~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

ワイン買い出しついでに・・・・ ~ランチ編~

2023年11月15日 | グルメ
先週金曜日の雨のあと一気に季節は冬?
今週月曜日夜には薪ストーブの初焚きをしました。
昨日の朝の最低気温は4℃を下回り一桁台が続いています。

さて、我が家のここ数年の11月恒例行事(?)菊鹿ワインの買い出し
10月末(最終土日)には毎年収穫祭があるのですが人が多く
(熊本市や福岡からシャトルバスが出ます)
毎年、それが終わって人が少ない平日に出掛けていました。
実は11月1日に出掛けたものの・・・・
目当ての菊鹿シャルドネの販売は10日と聞き少し早すぎました。
一人限定1本でさすがに数日で売り切れることは無いと思うけど心配になり(笑)
急きょ、11月11日㈯にドライブがてら出掛けてきました。
義母のデイサービスの日ではありませんが弁当を置いて・・・
初めてのお試しの結果は留守中に何事も無くホッ・・・
これなら時々はこのパターンもイケるかな?期待大です(笑)

買い出し前に先ずは・・・運転手のオジサンへお礼のランチ🍴
滅多に土日は外出しない私達なので土日限定開店の店をチョイスしました。
菊鹿ワイナリーの直ぐ近くの集落にある里山ピッツェリア「カルペ・ディエム」
今回はキャンカーで出掛けたので店近くの狭い道はチョッとハラハラしましたが
開店5分前に到着した駐車場は広く安心しました。

ご自宅の一部を利用したお店

ピザ窯の煙突が・・・

小屋にはたくさんの薪

一番のりだったので営業中の看板を出しに来られたご主人と少し話しましたが
すぐ側に薪を保管している場所があり薪作り作業をされるそうで
薪調達の大変さなど共感する話などもできました。

玄関には・・・アイアンの看板




靴を脱いであがります。
右手のガラス窓の向こうが厨房で・・・
許可を得てピザ窯の写真を撮らせていただきました。


無垢板の感触が優しく心地よい空間テーブル席が全部で14席


窓の外は・・・集落の集会場のようで・・・

防火水槽などがあり親戚の家に来たような懐かしさを感じます。

テーブルの上にはメニューとウエットシートが置いてあるだけでスッキリ(笑)


注文したのは・・・
水牛モッツァレラを使ったレジーナマルガリータ

私はイタリアビール・モレッティ、オジサンはシチリア産赤オレンジジュース

もう一枚はクワトロフォルマッジ

もちろんアカシアハチミツ(200円)を追加で注文しました。
現在はご主人ひとりでされていたようで少し時間はかかりますが
非日常を味わう私達にとってはその時間も癒しになるかな?
ピザの味はチーズも生地も本格的で美味しかったです。

私達のピザが一つ来たところでカップル一組のお客さんが来られ
帰る時に入れ替わりに一組(4名)が来店されました。
カップルがコーラを注文されたようで・・・
氷の入ったグラスとペットボトルのコカ・コーラが運ばれてきてビックリ(笑)
そう言えば、お冷は出てこずメニューに水(ペットボトル)100円とあり不思議でしたが
注文後にピザをのばす(?)パタパタと音が聞こえてきていたので
ピザ窯の火を見ながら一人で接客は大変なのでしょうネ~
食後に私だけコーヒーを注文しましたがオシャレな紙コップでした(笑)
ピザ生地が美味しかったので自家製窯焼きパン(冷凍)を持ち帰りお願いしましたが
「在庫があったか確認します」と言われ、その後忘れてらっしゃんたみたいで(笑)
「うっかりしてました」って持って来られたパンを見せ・・・
「これですけどよろしいですか?」と控えめです(笑)
飲食店に求めるものは人により違うと思いますが・・・
私は接客慣れした感じでない所も逆に好きかも?美味しければ・・・ですネ!
介護の話などもチョッとお喋りしたら・・・
「それは大変・・お義母様のデイの日がお二人にとってサービスデイですネ」
「いつかキャンピングカーで日本一周旅に行けたら良いですネ~」と
静かに話すご主人とゆったりした時間の流れに癒されました🍀

帰宅後、カルペ・ディエムをGoogle検索し口コミやオーナー提供の欄を読むと
熊本を離れ・・・30年ほど横浜に住まれていて仕事を退職後
故郷で店を開く夢のために横浜のレストランで修行され
七年ほど前に地元へ戻られ開店されたそうです。
「カルペディエム」とは・・・
ラテン語で「今この瞬間を楽しめ」「今という時を大切に使え」という意味だとか・・・
地元を大切にし自分の自由時間も大切にしながら週2回営業
まさに店名通りの人生を歩まれているようです。

退職後の人生は人それぞれ・・・
今の私は10年ほど前に夢見てた「バラ色の毎日Sunday」とは少し違い
「自由にならないことの方が多いなぁ~」と思うこともありますが
自分なりの喜びを見つけながら残りの人生を楽しみたいものです。