隊長がこれまでに鑑賞した「映画」 を紹介するシリーズの第19回目は、『あしたのジョー』をお送りします。
『あしたのジョー』は、ご存知の様に、梶原一騎の原作、ちばてつやの作画による、ボクシングをテーマにした不朽の名作漫画です。
既に、アニメ化、実写化、舞台化されていますが、今日ご紹介するのは、2011年に公開された、山下 智久 (山ピー) が、主人公の矢吹丈を演じた実写版です。
脚本は、篠崎絵里子。
監督は、曽利文彦。
2011年2月に公開された時の予告編を見て、ぜひ劇場で観たいと思いながら観ることが出来ませんでした。
幸運な事に、同年の5月に、中国上海に駐在していた時の中国人の部下の結婚式に参列する為に乗った全日空で機内上映されていました。
ところが、映画の上映時間が131分なのに対して、羽田-上海間の飛行時間が2時間半位で、離着陸前後は映画が観られないので、最後まで観る事が出来ませんでした。
今回、やっとブルーレイディスクを借りて、最後まで観ることが出来ました。
主演の山ピーがカッコ良かったのは勿論ですが、敵役の力石徹を演じた伊勢谷友介さんも、あそこまで減量して、迫真の演技を観せてくれています。
『旅のチカラ「破壊せよ、“役者” という殻を 香川照之 北京」』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/516934e0b56164aa545196cf26e09522 にも書きましが、香川照之さんは隊長が好きな役者さんです。
その香川照之さんは、ボクシングトレーナーの丹下段平に成りきっていました。
元々から、ボクシングが好きな香川さんなら出来た役ですね。
ただ、ミスキャストだと思ったのは、白木葉子役の香里奈さんです。
香里奈さんは、香取慎吾さんが主役を務めた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の、秋本・カトリーヌ・麗子役の様な、スタイルが良くて、明るくて、活発な女性を演じるのには適していると思います。
しかし、原作の白木葉子は、影を持ったお嬢様です。
隊長的には、この役は、武井咲さん⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/854b68a46c8555343f48eb854a2a2828 が適役だと思いました。
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