隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その2・圓應寺)

2023年06月07日 | 旅行記

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』  (その1・葉祥明美術館) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f33eb9cb9343067695864835cef2a454

 

旅の一日目、JR横須賀線「北鎌倉駅」から歩き、「建長寺総門(そうもん)」前を通り、「鎌倉街道」を「鶴岡八幡宮」方面にさらに進むと、右手に「圓應寺(えんのうじ)」へ上がる、石段があります。

 

 


圓應寺(円応寺)は、建長二年(1250年)に造られた閻魔大王(えんまだいおう)を本尊とするお寺です。建長寺 開山大覚禅師の弟子であり、建長寺第九世の知覚禅師が開山(最初の住職)です。


閻魔堂、十王(じゅうおう)堂とも呼ばれ、亡者が冥界において出合う「十王」を祀っています。


石段を上がり、山門を潜った境内の左手の拝観受付所で、拝観料 300円を納めます。


御朱印を頂くことができるのも、この受付です。御朱印帳への浄書ではなく、書置きだけ。納経料は、500円。


頂いた「十王」の御朱印は、豪快な極太で墨鮮やかな文字が、特徴的です。

 

 


左上の「こそだてえんま」の押印は、閻魔大王が山賊から守る為赤ちゃんを飲み込んだ事から「子喰い閻魔」。その後その赤ちゃんが無事に成長出来た為「子育て閻魔」と呼ばれてることから。


尚、拝受した御朱印の数は、これで116印になりました。その内、第1印~100印は、こちらをご覧下さい


受付反対側にある鐘楼は、茅葺屋根で、かなり年代が経ていそうな造りです。

 

 


その屋根当たりから、ゴソゴソガサガサと音がしたり、近くで何かが鳴くような声がします。


受付所の方にお聞きしたら、ハクビシンか狸が住み着いているらしいとのこと。鳴いているのは、蛙だそうです。それでも見つからなかったら、受付の方が指し示した先に、確かにいました。

 

 


いよいよ本堂の中に。左側と右側には、十王の木像が鎮座しています。

 

 

 


中央には、本尊の「閻魔大王座像」(国重要文化財)が。

 


閻魔大王座像は、仏師「運慶(うんけい)」作と伝わります。運慶は頓死をして閻魔大王の前に引き出されましたが、閻魔様の 「汝は生前の慳貪心(物惜しみし、欲深いこと)の罪により、地獄に落ちるべきところであるが、もし汝が我が姿を彫像し、その像を見た人々 が悪行を成さず、善縁に趣くのであれば、汝を裟婆に戻してやろう。」といわれ、現世に生き返された運慶が彫刻したと言われています。


2022年度NHK大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』  で、相島一之さんが演じた運慶も、かなりインパクトがありましたね。


閻魔大王座像の左側には、「変成王(へんじょうおう)座像」が。

 

 


変成王は、地獄にて六七日に出会う王。亡者は、変成王により来世それぞれどこに輪廻転生するか、決定されます。


右側には、「五官王(ごかんおう)座像」が。

 


五官王は、四七日に出会う王。言葉や心で犯す罪を問いただします。


参拝を終え、「鎌倉街道」へ。この先、写真の「巨福呂坂(こぶくろざか)洞門」を過ぎると、「鶴岡八幡宮」に至るのですが、前回  歩いた道が険しかったので、バスで峠を越ええることに。

 

 


「建長寺」の西の外門にあたる「天下門」近くにある「建長寺バス停」まで戻ってたのが、14時半頃です。


バス停の時刻表を見ると、次のバスは、14時48分。20分近くあるのですが、ひたすら待つことに。やっと、バスが来ました。

 

 

 

★ 続きは、『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その3・ホテルメトロポリタン鎌倉) で ★ 

 


==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~30回 省略

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f793d10418987090665665027f4ade

第39回 『晩秋の熊本・阿蘇 3日間』 2022年11月24日~26日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bd93d01faa81b5ef177de8afad5c757

第40回 『三年ぶりの江ノ島神社参拝』 2022年12月11日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a46981c02c5edeb3f2f7338ebfad25db

第41回 『四年ぶりの高尾山飯縄大権現参拝登山』 2023年4月9日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/967a53fc20730a6caa734ee2fe3cf0fc

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「金城武 出演映画」 記事一覧

2023年06月07日 | 映画

映画俳優の 金城 武 (かねしろ たけし) さんは、台湾台北市生まれで、生年月日は1973年10月11日。2023年6月現在、49歳です。

 

 

日本人の父と、台湾人の母の間に生まれ、本人の国籍は日本です。台湾で、高校時代にスカウトされ、芸能界にデビューしました。


デビュー直後の台湾では、"台湾四小天王" と呼ばれアイドル的な人気を博していました。


1994年、ウォン・ カーウァイ監督の香港映画『恋する惑星』により、中華圏で一躍注目される存在の俳優に。

 

『恋する惑星』のワンシーン


1990年代後半からは活躍の場を日本へと拡大し、CM、ドラマにも出演しています。

 

「日本アジア航空」のCMでは、志村けんさん とも、共演しています。

 


 

その後、数多くの作品に出演し、日本語、中国語(北京語・広東語・台湾語)、英語が達者なこともあり、今ではアジアで知らない者はいない映画スターになっています。

 

出演作品数が多いだけでなく、アジアを代表する巨匠監督に起用されています。


出世作の『恋する惑星』(1995年 )と『天使の涙』では、 ウォン・カーウァイ


『ターンレフト・ターンライト』(2003年)では、ジョニー・トー。


『LOVERS』( 2004年)では、 チャン・イーモウ 。


『ウィンター・ソング』(2006年) では、 ピーター・チャン


『レッドクリフ』(2008・2009年)、『The Crossing -ザ・クロッシング-』(2019年) では、ジョン・ウー  。


ボーダーレスな活躍をしている金城武さんが出演する映画を、「隊長のブログ」では、これまでに13作品を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。

 

 

==「金城武 出演映画」 記事一覧 == 

 (日本公開年:タイトル:監督)                                                                              

1.  1995年 『恋する惑星』 ウォン・カーウァイ  

2.  1996年 『天使の涙』  ウォン・カーウァイ  

3.  1997年 『世界の涯てに』 リー・チーガイ  

4.  2004年 『LOVERS』チャン・イーモウ   

5.  2004年 『ターンレフト ターンライト』 ジョニー・トー、ワイ・カーファイ

6.  2006年 『ウィンター・ソング』 ピーター・チャン  

7.  2007年 『傷だらけの男たち』 アンドリュー・ラウ  

8.  2008年 『レッドクリフ PartI』 ジョン・ウー  

9.  2009年 『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』 ジョン・ウー  

10.  2009年 『ウォーロード/男たちの誓い』 ピーター・チャン  

11.  2018年 『恋するシェフの最強レシピ』 デレク・ホイ  

12.  2019年 『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ』 ジョン・ウー  

13.  2019年 『The Crossing -ザ・クロッシング- Part II』 ジョン・ウー  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする