花歩る木

山と旅がすきです

池坊展「花の力」 と 戸嶋靖昌展

2017-05-26 11:08:31 | ウオーキング


5月25日日本橋三越で、池坊展「花の力」 を見てきました。
      オープンして2日目だというのに、大変な人でした。毎年拝見していますが、
      今年は力が入っているナ~という雰囲気が感じられました。

      池坊は、今年、六角堂創建より1430年、花を生けた記録から555年を迎えた、、、
      という記念すべき年だったのです。
      

      「花戦さ」と言う映画が6月3日に全国公開されます。初代・池坊専好の伝説を
      描いたもので、昨年から噂を聞いて楽しみにしています。その前触れの情報も
      是非知りたいと思って出かけたのです。
     
      会場には、出演者の紹介写真、映像。実際に撮影に使われた生け花や小道具、
      衣装などが展示されていて、とても興味をそそられました。

       
      野村萬斎(池坊専好)            専好 と 秀吉 の衣装
      
       映画に出た生け花
           
       45世家元・池坊専永の作品
   
      映画の公開記念の展覧会でしたが、作品もまた、力作が多かったです。
      25日の夕刊には 「都 ものがたり 京都」 で遠藤周作が愛した池坊「六角堂」
      という記事が出ていました。京都旅行で、訪ねてない所がありましたヮ。

     
     「戸嶋靖昌の見たスペイン」展       セルバンテス文化センター東京

      午後、市ヶ谷へ行って、スペインで約30年間暮らした画家の展覧会を見ました。
      若い時からベラスケス、エル・グレコなどスペイン美術に引かれて、40歳の時に
      渡欧。グラナダのアルバイシン地区を気に入ってそこの風景や人々の肖像を描いた
      ものが中心の展覧会でした。

       
       会場風景                                HPより

       色彩、タッチがベラスケスの孤独な感じを思い出す画でした。
       グラナダの熱帯の様な暑さや青い空、とはちょっと距離があるような・…。
       
       スペイン好きの同行者に付き合った午後でした。