1月8日 新宿で 映画「武士の献立」を見てきました。
お正月にふさわしい豊富なご馳走、ベテランの俳優ぞろいのたのしい映画です。
江戸時代の加賀藩に仕えた武士、実在の包丁侍、舟木伝内が「料理無言抄」という
当時のレシピ集を書き残したものをもとにしたヒューマンドラマです。
春(上戸彩)は、人並み外れた料理の才能と味覚を持つが、勝気すぎてたった1年で
婚家から離縁される。加賀藩で料理方を勤める 舟木伝内(西田敏行)に
料理の腕を見込まれ、たっての願いで伝内の息子安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐ。
だが、跡取り息子の夫は、4歳も年下で料理は大の苦手。
前後に加賀騒動もあったが、春の力添えで安信は徐々に腕をあげ出世していく。
最後のテロップで、安信はのちに伝内よりも出世して料理頭となり、明治に入るまで
7代にわたって加賀藩の台所を支えたということでした。
キャッチコピーは 『家族の歴史は、毎日の献立とともにあった。』
まるで朝ドラの「ごちそうさん」そのもので、毎日の食事の大切さ、
家族や夫婦の絆もこの原点から始まる・・・という人情劇のようでした。
映画の後、友達3人でのランチは何時ものように新宿西口小田急ハルクの8階
「大志満」さんで、この日は勿論加賀料理にしました。
サービスランチの握りに治部煮を頼んだのですが、このお店は仲良しの友達の
息子さんが社長をしているお店なので、伝わっていたらしく、店長がわざわざ
挨拶に来られ、その上、前菜、治部煮、デザートのサービスを受けてしまいました。
「悪いね~」と言いながら、今日の流れ、結末は最高!!・・・でした。
伝統的な和食の世界を目福、口福で堪能出来たプチ新年会でした。