4月23日青山にある根津美術館へ行ってきました。
特別展 「国宝 燕子花図屏風」 が見られます。~~5月15日(日)まで
毎年この季節には、根津美術館の一番のスターが登場します。
この屏風と、お庭のカキツバタを見たくて、私はほとんど毎年行くことにしています。
表参道のケヤキの新緑がキレイ。
オモテサンドウヒルズは、瀬戸内海・地中美術館と同じ安藤忠雄さんのデザイン
国宝 燕子花図屏風 尾形光琳筆
燕子花図屏風は「伊勢物語」の一節から来たもので、「かきつばた」の
五文字を冒頭において歌を詠んであります。
か・らころも き・つつなれにし つ・ましあれば
は・るばるきぬる た・びをしぞ思ふ
武蔵野は 月の入るべき山もなし
草より出でて 草にこそ入れ (詠み人しらず)
通称「はらっぱ」と呼ばれる私達の市の中央公園にこの歌の碑があります。
もしかしてこの「よみ人知らず」さん、この辺に住んでいたのかな~
、、、と思ったりして。
都内とは思えないほど、緑豊かな庭園があります。
カキツバタ
「燕子花図屏風」とコラボして、庭のカキツバタを鑑賞できる楽しみが待っています。
この日は、満開まであと一週間と言う感じでしたが、充分楽しめました。
庭には、4棟のお茶室もあり、お抹茶もいただけるようでした。
「市中の山居」とはこんな状況を言うのでしょうか?
午後2時から、「和歌をまとう日本美術」という講演会がありました。
和歌とかかわりをもつ様々な絵画のお話でした。