9月5日 三越で開催されている 「千家十職展」を見てきました。
千利休の時代より400年以上続く千家の茶道とともに歩み
千家好みの茶道具を作り続けた十の職家を「千家十職」と
命名 されています。
三千家 とは
表千家 裏千家 武者小路千家
千家十職 とは
永楽家 <土風炉・焼物師> 中村家 <塗師>
楽家 <楽焼・茶碗師> 黒田 <竹細工・柄杓師>
大西家 <釜師> 奥村家 <表具師>
飛来家 <一閑張細工師 駒沢家 <指物師>
土田 <袋師> 中川家 <金物師>
HPより
HPより
とても蒸し暑い平日の午後でしたが、入場者が多く、上品な、
和服姿のご婦人方も多く、会場の雰囲気にもマッチしていて、
目の保養になりました。
十職と言われるお家柄は、その千家好みの茶道具を代々
にわたって製作しているわけで、技術を磨くご苦労は勿論、
代替わりのご苦労もあるでしょうね。
<暮らしの手帳のつくりかた> トークイベント
夜、7:30から 池袋のジュンク堂で、暮らしの手帳編集長・澤田康彦さんと
編集部OBの小榑(こぐれ)雅章さんのトークイベントがありました。
「花森さんってどんな人?」
小榑さんは、18年間暮らしの手帳社にいて、花森さんの薫陶を受けた人。
初代編集長・花森安治と創業者の大橋鎮子の下、雑誌作りに明け暮れた
若き日々の事。とことん叱られたこと。後になって「花森さんはおこるので
はなくてしかる」ンだ、と分かった事とか。
澤田さんの奥さんは、女優の本上まなみさん。
小榑さんの最近出来上がった本のサイン会が最後にありました。
実は、花森さんは、私の夫の叔父にあたります。
その昔、私たちの結婚式にも出席してくれました。
年に1度くらい、親戚をあつめて中国料理をご馳走してくれた、やさしい人でした。
いつも怒っていて怖い人・・・というイメージは、「とと姉ちゃん」まで知りませんでした。