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花歩る木

山と旅がすきです

大原美術館展

2016-03-11 17:49:17 | 美術館

3月7日大原美術館展へ行ってきました。
      「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」  ~4月4日


             岡山・倉敷の大原美術館は、西洋美術を紹介する日本初の美術館として
            1930年に創設されました。

      「社会から得た利益は社会に還元する」という孫三郎さんの心意気が痛いほど
      伝わってくる美術展でした

                     
           倉敷の倉敷美観地区にある大原美術館    エル・グレコの「受胎告知」 1590年頃                                    
     
      エル・グレコは、今回の展示の一番の目玉で、東京では30年ぶりに公開されています。
      児島虎次郎が、パリの画廊で一目ぼれして大原孫三郎に電信したら、孫三郎から
      「グレコカエ、カネオクル」と返事が来たというエピソードが有名です。

         
      ルノアール 「泉による女」1914年   児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」 1911年
      

              
     セガンチーニ「アルプスの真昼」 1892年   ピサロ「りんご採り」  1886年              

        
      児島虎次郎自身も、昭和初期を代表する西洋画家でした。      
      大実業家であった大原孫三郎の支援を受けて、ヨーロッパで美術品
      の収集をはじめた虎次郎は、画廊だけではなく、作家のもとを直接
      訪問し、最先端の西洋絵画を精力的に購入しました。
      モネの《睡蓮》など。
      
      今回の音声ガイドは、女性の解説のほかに、サポーターとして又吉直樹
      さんが、特別出演しておられます。 私は、彼のフアンですからいつもの
      美術展より時間をかけて聞いて、見てきました。     

    
      4月の中旬、岡山の大原美術館と四国の美術館を訪ねる旅をします。
      もっと詳しく見て来たいと思っています。
      

      

      



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