花歩る木

山と旅がすきです

高尾山 (130)

2011-03-25 15:35:34 | 山歩き

 3月23日裏高尾を歩いてきました。
   
   春は高尾の中でも、裏高尾の小仏川のほとりや
   日影沢沿いの道を訪ねるのがたのしみです。
   まだ風は冷たかったけれど、少しだけ春めいてきた日差しに向かって、
   春の草花が命の躍動を歌いはじめていました。

   白い清楚な花達 早春の花はみな可憐だ。
  
   アズマイチゲ(東一花) 関東に多い。

  
   キクザキイチゲ 葉の切れ込みがこまかい。


   早春の木々の花はなぜか黄色が多い。
  
   ダンコウバイ(檀香梅) 黄色の花には芳香がある。

  
   アブラチャン 雌雄異株 和名は果実を灯用の油に使ったことから。



  
   フサザクラ 雌雄同株 沢筋によく生える。


   ネコノメソウ 渓流の縁などに生える多年草。
   
   ヨゴレネコノメ                   ヤマネコノメ

  
   ハナネコノメ


   
  カンスゲ(寒菅)冬でも葉が青々としている。  裏高尾梅林の梅は最後の輝き。


   小仏川に沿った“梅郷コース”は梅祭りが過ぎると、
   訪れる人も少なく、静かな道です。 川のほとりの林床には
   『春の妖精』 と呼ばれる可憐な花が 咲き競います。
  
   いよいよ高尾に春が始まりました。



                 大震災から2週間、ある小学校の卒業式が行われ、
                 津波に流された孫の卒業証書を祖父が受け取っていました。
                 「自分だけ生き残ってごめんなさい」 と自分をせめていた祖父、
                 悲しい話です。   何時の日か平安な心がとりもどせますように、
                 祈るばかりです。
      

 

 


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