花歩る木

山と旅がすきです

笠間・日動美術館

2015-10-12 13:51:12 | 美術館

10月6日 笠間へ行ってきました。

       笠間の美術館へ行ってみたいという友達を誘って、
       ドライブ日和の一日を楽しんできました。

      
      笠間・日動美術館入口

      「鴨居玲の部屋」

      一番の目的は、今年7月1日にオープンした没後30年となる鴨居玲と、
      生前懇意であった 日動美術館館長ご夫妻が開設した「鴨居玲の部屋」
      を見る事でした。

      没後アトリエに残された、愛用家具から未完の自画像やデッサン集、手紙、
      遺書まで、生前の愛用品が初公開されています。

      心穏やかに過ごした旅先から、苦悩と孤独に苦しんだ晩年(57歳で自死)
      までの玲さんの心の様子が伝わってくるように再現されていました。

          HPより
       鴨居玲の像     舟越保武作 

       企画展は、「孤高の画家 熊谷守一と朝井閑衛門」    ~12月6日まで

      熊谷は色数が少なく、朝井は複雑な色を塗り重ねる構成。ともに画壇とは
      距離を置き、孤高を貫いた画家だったようです。

      彫刻の中庭を通って、フランス館、パレット館へと通じています。

      


      

       10月11日9:00Eテレで「忘れられた天才、明治の洋画家 五姓田義松」の
       放送がありました。この作品がパリでサロンに入選したのに、その後
       運が悪く、時代にもあわず忘れられていった人で、この作品も日動美術館に
       あったのです。
      
      分館 「春風万理荘」

      300年の茅葺民家作りで、北鎌倉より昭和40年に移築したものです。
      移築前には、北大路魯山人が30年間自邸として居住していたものです。
      作品も多数、展示されておりました。

      中庭は、京都の竜安寺の石庭を模して造られており、そこの縁でお抹茶を
      頂きました。
      さ~て、石の数は何個あると思う?  見えないのも入れて15個のハズ。

      花のはざかい期に当たって、紅葉は早い、菊もまだ。景色がちょっとさみし
      かったですが、 まあ、無事に行ってこれたから良かったことにしましょう。
      とーちゃん、運転有難う!

 



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