8月5,6,7日青森へ行ってきました。
青森のねぶた祭り、一度は見たいと思っていた所、旅の専門家の友達が
恰好な宿を紹介してくれたので、娘2人、中2の孫、私たち夫婦の5人で
「夏休み青森の旅」を計画しました。
8月5日 のち小雨
夜のねぶた本番の前に、青森駅前にある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」という、
ねぶたのすべてを1年を通じて体感できる観光施設へ行きました。
ねぶたミュージアムでは、過去から現在に至る歴史、製作方法などが
紹介されています。
左; 金魚ねぶた 本来は灯篭としてつくられたもの。今では祭りに
欠かせないものになっている。(天井につるされていた)
右; ねぶたの下絵
昨年度の祭りに出陣した大型ねぶたから選りすぐりの5台が展示されている。
1台1000万から2000万円も製作費が係るとか、ひえ~っ!!
祭りの5日目に採点があって、その年の賞が決まるそうです。
左; 囃子や跳ね方の練習を教えてもらって、だんだん気持ちが高揚してきました。
跳ね方は基本的に、左足2歩、右足2歩を交互にだしていくものです。
右; 市役所前広場で高校生のグループが事前練習をしていました。
7時10分の花火の合図まで、夫々の立ち位置でスタンバイをします。
今夜は9時の終了まで、雨の心配が離れませんので、ねぶたの保護のため
巨大なビニールをかけて運行するようです。
いよいよ動きだしました。太鼓の響きが天地を震わさんばかり。
囃子が笛を吹きながら練り歩き、大勢のハネトが「ラッセラー、ラッセラー!」
と唱えると、見物客が「ラッセラッセラッセラー!」と合わせる。
圧倒的な迫力には胸が震えました。
主役であるねぶたがぐるぐる回って、その正面を向けられた時は、
思わず歓声を上げました。まるで歌舞伎の大見得を切るような感じ。
ねぶた最大の見せ場でしょう。見ごたえ十分、迫力満点。
ほんの間近で見られた感激は忘れられないでしょう。
ハネト(跳ね人)は勿論、囃子にも子供が大勢参加していました。
数もさることながら、熱気と興奮がこっちまで伝わってきて、
若ければ一緒に飛び跳ねたい心境になりました。
(祭り衣装をレンタルできますよ)
来てよかった! 見てよかった!
ぞくぞくするほど美しい日本を代表する火祭りでした。
ねぶたが終わると、青森の短い夏が終わるんだ・・・と宿の人が言っていました。
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