花歩る木

山と旅がすきです

青森 ねぶた祭り

2013-08-09 09:50:46 | 

8月5,6,7日青森へ行ってきました。


           青森のねぶた祭り、一度は見たいと思っていた所、旅の専門家の友達が
      恰好な宿を紹介してくれたので、娘2人、中2の孫、私たち夫婦の5人で
      「夏休み青森の旅」を計画しました。

      8月5日  のち小雨

          夜のねぶた本番の前に、青森駅前にある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」という、
     ねぶたのすべてを1年を通じて体感できる観光施設へ行きました。

      ねぶたミュージアムでは、過去から現在に至る歴史、製作方法などが
      紹介されています。

       
      左; 金魚ねぶた 本来は灯篭としてつくられたもの。今では祭りに
         欠かせないものになっている。(天井につるされていた)
      右; ねぶたの下絵

      
      昨年度の祭りに出陣した大型ねぶたから選りすぐりの5台が展示されている。
      1台1000万から2000万円も製作費が係るとか、ひえ~っ!!

      
      祭りの5日目に採点があって、その年の賞が決まるそうです。

       
      左; 囃子や跳ね方の練習を教えてもらって、だんだん気持ちが高揚してきました。
         跳ね方は基本的に、左足2歩、右足2歩を交互にだしていくものです。
      右; 市役所前広場で高校生のグループが事前練習をしていました。

      
      7時10分の花火の合図まで、夫々の立ち位置でスタンバイをします。
      今夜は9時の終了まで、雨の心配が離れませんので、ねぶたの保護のため
      巨大なビニールをかけて運行するようです。

      
      いよいよ動きだしました。太鼓の響きが天地を震わさんばかり。
      囃子が笛を吹きながら練り歩き、大勢のハネトが「ラッセラー、ラッセラー!」
      と唱えると、見物客が「ラッセラッセラッセラー!」と合わせる。
      圧倒的な迫力には胸が震えました。
      主役であるねぶたがぐるぐる回って、その正面を向けられた時は、
      思わず歓声を上げました。まるで歌舞伎の大見得を切るような感じ。
      ねぶた最大の見せ場でしょう。見ごたえ十分、迫力満点。
      ほんの間近で見られた感激は忘れられないでしょう。
      
      
      ハネト(跳ね人)は勿論、囃子にも子供が大勢参加していました。
      数もさることながら、熱気と興奮がこっちまで伝わってきて、
      若ければ一緒に飛び跳ねたい心境になりました。
      (祭り衣装をレンタルできますよ)
      来てよかった! 見てよかった!
      ぞくぞくするほど美しい日本を代表する火祭りでした。

      ねぶたが終わると、青森の短い夏が終わるんだ・・・と宿の人が言っていました。

      

      


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