9月22日 映画「リスボンに誘われて」を見てきました。
原作は「リスボンへの夜光列車」という、ベストセラー小説だというし、
映画の予告を見て、俳優さんの名前は知らないが、欧州の名優
であり、魅力的でしたので、絶対見たいと思っていた映画でした。
1行目で
心が動き
2ページ目で
列車に飛び乗り
3章目で
人生が変わった
映画のチラシの名文に
心動かされて、
この映画を見ました。
物語
スイスの高校教師グレゴリウスはある朝、橋から飛び降りようとする若い女性を
助ける。この出会いが彼の人生を大きく変えることに。
カギとなる一冊の本と列車の切符を手に、平穏だが平凡な日々をおくっていた
初老のグレゴリウスはリスボン行きの夜光列車に、とび乗ってしまう。
本の著者を訪ねてリスボンを歩き回るグレゴリウスは、やがて30年前の
独裁政権下で青春を過ごした若者たちの人生と、後に残された者たちの
人生に深く深くかかわることになる。
1970年代、ポルトガルで激化する民主化運動を背景にした友情と愛の物語なんです。
ポルトガルの歴史を知らないと十分な理解が出来なかったのが、もどかしかったです。
ラストシ~ンが、とても印象的。
別れの日、駅で、主人公(ライムント)は、マリアナに「ここに残らない?」と言わて
THE END でした。
残るのかな~~?
次に旅行する国の候補にポルトガルを考えていました。
テレビの旅番組をみても、この映画を見てもなお、背中を押してもらえません。
理解できなかった部分は、多分原作を読んでも私には無理かも?
・・・・という、私にはレベルの高い映画でした。