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「自然と人のダイアローグ」国立西洋美術館・上野

2022-08-08 14:18:22 | 美術館

2022年8月4日国立西洋美術館リニューアルオープン展を見てきました。
                             ~9月11日

    
                1年半の休館を経て、新しい国立西洋美術館になりました。

    リニューアルオープン記念として、ドイツのフォルクヴァング美術館との
    協力を得て「西洋美術の巨匠たちによる、自然をめぐる100の物語」が展示さ
    れたのです。     
          大部分の作品が撮影OKでした。ありがとうございました。

    
            左:カール・エルンスト・オストハウス1874~1921)フォルクヴァング美術館
    右:松方幸次郎(1866~1950)国立西洋美術館

    両館の共通点は、同じ時代を生きた個人のコレクションを基にしている事。

    
    左:クロードモネ《舟遊び》1887年 西洋美術館(松方コレクション)
    右:ゲルハルト・リヒター《雲》1970年 フォルクヴァング美術館 

      
    左:クロードモネ《波立つプールヴィルの海》1897年 
    右:クロードモネ《チャーリング・クロス橋、ロンドン》1902年
      2作品とも、西洋美術館 松方コレクション

        
    左:フィンセント・ファン・ゴッホ《刈り入れ》1889年フォルクヴァング
    右:ポール・ゴーガン《海辺に立つブルターニュの少女たち》1889年
      

             
    予約制なので、会場の混雑はなし    レストラン「すいれん」からの眺め

    
    ***常設展も見ました。

    
     ダンディな松方幸次郎さん       常設展入口・19世紀ホール

 

    
    西洋美術館のデザイン上、大きな意味をもっているという前庭。
    その目地がリニューアルの仕事の大きな部分だった…と警備のおじさんの
    お話でした。
                * * * * *

    日独を代表する美術館のコラボ企画、見ごたえがあって、素晴らしいの一言
    でした。