花歩る木

山と旅がすきです

GoTo都内・丸の内~日比谷公園

2020-07-20 20:41:29 | ウオーキング

2020年7月20日梅雨の晴れ間は貴重です。簡単に出かけられる日比谷公園へ
     行くことにしました。まず、東京駅の丸の内北口を出て右手に「丸の内オアゾ」
     というビルがあり、ピカソの「ゲルニカ」が飾られてある・・・という情報を
     大切に持っていましたので、探してみることにしました。
     
     「あった!!」広いビルの中を散々探してあきらめかけた時、モノトーンの絵が
     目に飛び込んできたのです。
     7年前、北スペインを旅した時、ゲルニカの公園に『「ゲルニカ」をゲルニカに』 
     という街のスローガンを見ました。本物は今マドリッドのソフィア王妃芸術センターに
     ありますが、徳島の大塚美術館(陶板名画美術館)でもあり、4年前に見てきました。
     
     オアゾで見た作品もピカソの令息クロード氏の承諾を得て、実寸大かつ忠実に
     再現されたセラミックによる複製作品・・・です。

     丸の内仲通り  スマートなストリート、パリかと思っちゃうヮ

     
     
     並木の木陰で十分涼しかったのに、霧が吹き出てきました。

     
     仲通りは彫刻の通り。 草間弥生の 「われは南瓜 2013」
     
     日比谷公園

     
     日比谷見付跡の石垣   有楽門を入ってすぐ左手にあるこの石垣は
     江戸城警護のための城門の一つ。

     
     
     現在の公園の地図(上) 117年前の本多清六博士(1866~1952)の設計図(下)
      
     日本人の手で初めて作られた西洋庭園は、3つの❝洋❞、西洋の花、洋楽、
     洋食・・をコンセプトにしたそうです。松本楼でカレーを頂きました。

     

     
     首賭けイチョウ  推定樹齢400~500年、幹回りは7m。
     もともとは、日比谷交差点あたりにあって、明治32年頃、本多静六・林学博士(1866~
     1952)の進言により移植されました。 移植不能とされていたものを、博士が
     「自分の首に賭けても移植させる」と言って実行された木なんだとか。
     日比谷公園のシンボルとして親しまれています。

          
             雲形池のそばのユリ園の満開に出会いました   今日の大ラッキー!!
             
             
     多分7月の初め頃から見ごろだったんでしょう。思いがけない出会い。

     雲形池

     
     鶴の噴水 2月頃鶴の像につららが下がる景色は冬の風物詩となっているそう。

     117年前に作られた公園が今も、どんな人でも、いつでも(8つの門が
     閉じられたことはない)、楽しめる都会のオアシスでした。