2020年7月20日梅雨の晴れ間は貴重です。簡単に出かけられる日比谷公園へ
行くことにしました。まず、東京駅の丸の内北口を出て右手に「丸の内オアゾ」
というビルがあり、ピカソの「ゲルニカ」が飾られてある・・・という情報を
大切に持っていましたので、探してみることにしました。
「あった!!」広いビルの中を散々探してあきらめかけた時、モノトーンの絵が
目に飛び込んできたのです。
7年前、北スペインを旅した時、ゲルニカの公園に『「ゲルニカ」をゲルニカに』
という街のスローガンを見ました。本物は今マドリッドのソフィア王妃芸術センターに
ありますが、徳島の大塚美術館(陶板名画美術館)でもあり、4年前に見てきました。
オアゾで見た作品もピカソの令息クロード氏の承諾を得て、実寸大かつ忠実に
再現されたセラミックによる複製作品・・・です。
丸の内仲通り スマートなストリート、パリかと思っちゃうヮ
並木の木陰で十分涼しかったのに、霧が吹き出てきました。
仲通りは彫刻の通り。 草間弥生の 「われは南瓜 2013」
日比谷公園
日比谷見付跡の石垣 有楽門を入ってすぐ左手にあるこの石垣は
江戸城警護のための城門の一つ。
現在の公園の地図(上) 117年前の本多清六博士(1866~1952)の設計図(下)
日本人の手で初めて作られた西洋庭園は、3つの❝洋❞、西洋の花、洋楽、
洋食・・をコンセプトにしたそうです。松本楼でカレーを頂きました。
首賭けイチョウ 推定樹齢400~500年、幹回りは7m。
もともとは、日比谷交差点あたりにあって、明治32年頃、本多静六・林学博士(1866~
1952)の進言により移植されました。 移植不能とされていたものを、博士が
「自分の首に賭けても移植させる」と言って実行された木なんだとか。
日比谷公園のシンボルとして親しまれています。
雲形池のそばのユリ園の満開に出会いました 今日の大ラッキー!!
多分7月の初め頃から見ごろだったんでしょう。思いがけない出会い。
雲形池
鶴の噴水 2月頃鶴の像につららが下がる景色は冬の風物詩となっているそう。
117年前に作られた公園が今も、どんな人でも、いつでも(8つの門が
閉じられたことはない)、楽しめる都会のオアシスでした。