花歩る木

山と旅がすきです

奈良・湖東三山の旅(3)

2019-12-15 16:21:17 | 

2019年11月28日 薄曇りながら、何とか傘の出番がなさそうなお天気でした。

      永源寺 琵琶湖から少し離れた標高の高いところにある紅葉の名所です。
      
      赤い旦度橋を渡って境内に入ります。

      
      
      参道120の石段(羅漢坂)を登りつめると、左の岩山に十六羅漢の石仏
      が奉安されています。夫々違ったユニークな表情をしています。
      
      山門
      
      方丈(本堂)国内屈指の葭(よし)葺き大屋根です。           
      

      西明寺 (湖東三山)
      
      西明寺不断桜(天然記念物)樹齢250年以上の春秋冬に開花
      
      蓬莱庭 国指定の名勝庭園
      
      運慶が25歳の時初めて彫った作品、とか。
      
      三重の塔・本堂ともに 国宝(第一号指定)
      戦国時代に織田信長は比叡山を焼き討ちして、その直後にこの寺も
      焼き打ちしたが、幸いにも国宝の本堂、三重塔、二天門が火災を免れて
      現存している、、、そうです。

      ここから1時間半ほど山道(東海自然歩道)を歩きました。   

      金剛輪寺(湖東三山真ん中のお寺)
            
           
             千体地蔵
             
      湖東三山は、いずれも「天台宗」で、山門のすぐのところに庭園が
      あります。しばらく上ると本堂があり、いずれも紅葉の名所です。

      百済寺(ひゃくさい寺

      
      鐘楼 
      
      本堂と千年菩提樹
      「百寺巡礼」の作家五木寛之さんが「石垣にそびえる空中楼閣」と
      命名したという本堂。
      織田信長の焼き打ち時の猛火に耐え、見事蘇った強運厄除けの菩提樹。

      いずれも各寺で、街のボランティア・ガイドさんが案内をしてくれました。
      
      バスで岐阜羽島駅に行き、東京駅に20時過ぎに到着。
      日頃はそれほど人に知られていない寺(?)が、紅葉の時に大勢の人が
      訪ねるのには感心しました。