花歩る木

山と旅がすきです

松方コレクション展(国立西洋美術館)

2019-09-08 15:11:39 | 美術館

2019年9月2日  松方コレクション展を再度鑑賞できる幸せに巡り合いました。
     読売新聞が休館日に貸し切りで読者を招待してくれた入場券を友達が私に
     譲ってくれたのです。  ありがとう! 超ラッキー。

     「名画の見方」という美術館ガイドさんの30分の講座も聞けて準備万端。
     1回目の会場より今回は観客が少ないのでゆったりと回れました。
     
     プロローグは、モネの「睡蓮」西美の顔であり、宝でもあります。
     基本的に外部の展覧会に貸し出されることがなく、常設展示室に必ず展示
     されている大切な1枚です。

     エピローグは、モネの「睡蓮、柳の反映」 行方不明だった幻の大作が
     1年の修復作業をへてついに初披露されました。

     「睡蓮、柳の反映」デジタル推定復元した絵    撮影OKされたもの
     

      「睡蓮、柳の反映」の本来の姿をカラーで見たい。
     西美と凸版印刷がデジタル推定復元に挑戦しました。調査や化学分析、
     AI技術を利用した成果が展示されました。

              オルセー美術館から、「アルルの寝室」ゴッホ、「扇のある静物」ゴーガン、
     バーゼル美術館から「長椅子に座る女」マチス、大原美術館の「積みわら」モネなど。
     国内外に散逸した名画が再会出来た貴重な展覧会でした。
     
     
      
     前庭の「地獄の門」ロダン    「考える人」ロダン

     不忍池へ降りて蓮を見に行きました。