2019年3月2日葉山の「山口蓬春記念館」と「神奈川県立美術館・葉山」を訪ねました。
日本画家・山口蓬春の自宅兼アトリエを見たくて、いい時期を待っていました。
北海道・松前出身の蓬春は、芸大の洋画科から、日本画科に転じた人。
大和絵で成功をおさめたが、新しい日本画を求めて、「蓬春モダニズム」と
呼ばれる画風に変って行ったのです。
入口門をくぐると手入れされた庭(1000坪)が広がります。
見事な古い幹のウメが盛りを過ぎていました。ザンネン!
春子夫人が手入れされていた花々。 クリスマスローズ
庭から望むアトリエ(左手) 吉田五十八設計
新館の一室で、生い立ち、作品、葉山での生活などのビデオを拝見できた
明るい自然光のアトリエで製作する蓬春先生 ビデオより
これが「蓬春モダニズム」の昨品 ビデオより
1年に2回行われるお茶会に時間に間にあって、仲間入りできました。
次の間で時間待ちをして、お庭を通って、お茶室に入りました。席主は葉山の
裏千家の方々。客は6人。こんな本格的なお茶席に参加できるとは????
今日は、ついていましたよ~
神奈川県立近代美術館・葉山
エントランスホール
庭園内の彫刻
「オランジュ・ブルー」 海を眺めて食事できるのでいつも満員
「海と光と山」を体感できる・・・と言うコンセプトの美術館。
2003年に高松宮別邸跡地に出来た4500坪もある美術館。半分が緑地で
あること、高さも制限があったそうです。常設展だけ見せてもらいました。
100円ですって。有名な作品もあって、見ごたえあったのに・・・・安い!
庭園も散策出来て、タダでしたよ。久しぶりに春らしいいいお天気、葉山に
魅せられました。