2018年12月29日 三越へ 「棟方志功展」と「三越の第九」を聞きに行ってきました。
「棟方志功の福光時代展 信仰と美の出会い」~~1月7日まで
日本橋三越本店で開かれています。
棟方志功(1903~1975)が、疎開を機に約7年間過ごした福光(富山県)
時代に焦点を当てた展覧会です。自らの作品を「板画 はんが」と称し
独自の作品を作り続け、肉筆画、油絵など多くの作品を残しました。
この時代を経て、東京帰還後国際美術展でグランプリを重ね
「日本のゴッホ」から、「世界のムナカタ」と称されるようになったそうです。
下2枚の写真はホーム・ページより
実業家・大原総一郎から依頼され、昭和14年に始めて書いた襖絵
「五智菩薩図」の全10面のうち8面 福光のお寺
「三越の第九」
12月29日、三越本店本館1階中央ホールで 「三越の第九」 恒例の
演奏会が行われました。 1回目:午後0時30分~ 2回目:午後
2時30分からでした。
今年の12月は私の体調が悪く、どこのシンホニーにも行かれなかったので、
最後のチャンスにと頑張って三越へ出かけました。(無料です)
椅子席に座れるのは、整理券を持った人(100人程かな?)だけ。
開園10分ほど前
30分で、第4楽章が終りました。
交響楽団はなく、2人のピアニストが伴奏。台東区民合唱団230人の
「歓喜の大合唱」が三越本館内に響き渡りました。
4人のソリストさんたちの実力はさすが大したもので、皆さん芸大大学院生、
芸大の先生たちで、超一流の方たちが上野からおいで下さった感じ。
すばらしいイベントで、胸が熱くなりました。感動で一年が締めくくれます。
三越さん、ありがとうございました。