花歩る木

山と旅がすきです

ゴーギャン展(汐留ミュージアム)

2015-12-15 15:02:17 | 美術館

12月14日汐留ミュージアムへ「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」を
      観に行ってきました。

      ポン=タヴァンは、フランス西端のブルターニュ半島の小さな村。
      ケルト文化の残る辺境の地でした。
      35歳から絵を描き始めたゴーギャンは、前半は主にブルターニュで、
      後半はタヒチで製作したようです。

         
                                  説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)
                                説教を聞いた伝統衣装の女性たちが想像したイメージが
                                描かれている。代表作のこのえは今回きていませんでしたが・・・

      
      パナソニック・汐留ミュージアムはこのビルの4階です。初めて来ました。

      
      ポール・セルジェ 「呪文或いは物語 聖なる森」
      ナビ派の画家ポール・セルジェが、ゴーギャンから直接指導を受けて描いた
      「総合主義」絵画です。

      ポン=タヴァンで活躍した画家たちとゴーギャンは、「印象派」を超える
      新しい絵画を追求し「総合主義」と言うスタイルを結成しました。

      「要点は、自然をあまり素直に描きすぎてはいけないということだ。
      芸術は抽象なのだ」・・・・と言う考え方です。

      このビル群の中心に、「鉄道記念館」あります。
      
      
      ゼロ哩(ゼロマイル)標識
      明治3年3月 新橋~横浜間鉄道創設されたその起点跡  (国の指定史跡)

      この後、浜離宮恩賜庭園が近いので行ってみました。(歩いて10分)

      徳川将軍家の庭園でした。明治維新の後は皇室の離宮となり、
      昭和20年に都に下賜されたものです。 (国の特別名勝、特別史跡)

      
      花木園のロウバイが満開。深呼吸をしました。

      
      「潮入りの池」と雪つりの見える「松のお茶屋」

      潮入りの真ん中に「中島のお茶屋」があります。
      将軍をはじめ奥方、公家たちが眺望を堪能した休憩所。
      ここでは抹茶、和菓子セット(有料)がいただけます。

      入口でUC(ユビキタス・コミュニキータ)というガイドをしてくれる道具を
      お借りしました。「庭内一周コース」を選んで、見どころ、歴史、など
      UCに解説してもらって、充分勉強した気分で帰宅できました。