12月14日汐留ミュージアムへ「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」を
観に行ってきました。
ポン=タヴァンは、フランス西端のブルターニュ半島の小さな村。
ケルト文化の残る辺境の地でした。
35歳から絵を描き始めたゴーギャンは、前半は主にブルターニュで、
後半はタヒチで製作したようです。
説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)
説教を聞いた伝統衣装の女性たちが想像したイメージが
描かれている。代表作のこのえは今回きていませんでしたが・・・
パナソニック・汐留ミュージアムはこのビルの4階です。初めて来ました。
ポール・セルジェ 「呪文或いは物語 聖なる森」
ナビ派の画家ポール・セルジェが、ゴーギャンから直接指導を受けて描いた
「総合主義」絵画です。
ポン=タヴァンで活躍した画家たちとゴーギャンは、「印象派」を超える
新しい絵画を追求し「総合主義」と言うスタイルを結成しました。
「要点は、自然をあまり素直に描きすぎてはいけないということだ。
芸術は抽象なのだ」・・・・と言う考え方です。
このビル群の中心に、「鉄道記念館」あります。
ゼロ哩(ゼロマイル)標識
明治3年3月 新橋~横浜間鉄道創設されたその起点跡 (国の指定史跡)
この後、浜離宮恩賜庭園が近いので行ってみました。(歩いて10分)
徳川将軍家の庭園でした。明治維新の後は皇室の離宮となり、
昭和20年に都に下賜されたものです。 (国の特別名勝、特別史跡)
花木園のロウバイが満開。深呼吸をしました。
「潮入りの池」と雪つりの見える「松のお茶屋」
潮入りの真ん中に「中島のお茶屋」があります。
将軍をはじめ奥方、公家たちが眺望を堪能した休憩所。
ここでは抹茶、和菓子セット(有料)がいただけます。
入口でUC(ユビキタス・コミュニキータ)というガイドをしてくれる道具を
お借りしました。「庭内一周コース」を選んで、見どころ、歴史、など
UCに解説してもらって、充分勉強した気分で帰宅できました。