9月26日 映画「ふしぎな岬の物語」を、見てきました。
モントリオール世界映画祭で審査員特別賞を受賞した吉永小百合さん主演の映画。
10月11日のロードショウに先立って「特別試写会」がもようされ、吉永さんと監督の
成島出さんの挨拶がありました。
JRの「大人の休日倶楽部」で、募集していて運よく当たったのです。
吉永さんは、着物姿ではなく、ピンク色のスーツでした。
映画人生50年の中で、初のプロジュースをしたこと。
音楽には、ギターを使いたくて、村治佳織さんに頼んだこと。
モントリオールの会場で受賞を告げられた時には、「キャー」と言ってしまったこと。
ご自分の今後について、映画にかかわった仕事をしていたい。
・・・等のお話がありました。
海の向こうに富士山を望む、のどかな村の岬の突端に建つ「岬カフェ」。
住人たちのお目当ては、店主の悦子(吉永小百合)が幸せを祈って入れる、1杯のコーヒーだった。
「おいしくな~れ おいしくな~れ」と呪文を唱えると 不思議においしくなるらしい。
モデルになった喫茶店は千葉県鋸南町に実在するそうで、今は大変な人出で大賑わいだそうです。
お互いを思いやる、人間のやさしさと癒しの物語でした。
吉永さんの変わらぬテーマです。
今回は、プロデュースをご自分でなさったというから、全体の傾向が少しは変わったかしら?
・・・・と思ったのですが、終ってみれば、完璧な小百合調でした。
外国で認められたんですからそれが良かったんでしょうね。