花歩る木

山と旅がすきです

ヨーロッパアルプス・(ドロミテ街道) 3

2013-09-19 15:43:29 | 

ヨーロッパアルプス・ドロミテ街道


 月9日  コルティナ・ダンぺッツォからドロミテ街道へ

      ヨーロッパを横断するアルプス山脈。
      その南側の分嶺でイタリアの北東部に位置するのが
      ドロミテ山塊(ドロミテ・アルプス)です。

      朝まで雨で、ほとんど期待できないコンデションのようでしたが、
      出発時に雲が切れ始めて峠では青空が広がりました。

      このドロミテを象徴するのが、独特の灰色の岩肌。
      ドロマイト(苦灰石)という成分でできています。
      ドロミテという名称は、フランスの地質学者ドロミウの名に由来しています。

       夏は過ぎましたが、高山植物やマーモットややぎなどが見られました。
        
            
      
      ハイゲンブルート 
      10世紀頃、聖なるキリストの血をもって旅した東ローマ帝国のブリッキウスは
      冬の寒さでこの地に行き倒れてしまった。これを記念して15世紀に建てられた
      という教会です。

      この教会の後ろにオーストリアの最高峰グロースグロックナーがそびえて
      見えるのですが、曇っててみられませんでした。

      フランツヨーゼフヘーエでは、東アルプス最大のパステルツェ氷河 長さ約10㎞と、
      オーストリアの最高峰 グロースグロックナー(3793m)を眺められます。
      が・・・雲が厚くて、残念ながら山を見せてもらえませんでした。         
                                               
     
        
          昼食はパノラマレストランでしたが、角の席にフランツヨーゼフ皇帝とエリザベート妃が
      おしゃべりしながらお食事をしている人形があるじゃないですか 
      女性群は大喜びしましたが、隣のテーブルで食事した私はちょっとガッカリ。
      ハプスブルグ家、ブルボン王朝などの本が好きで、この夏だいぶ読みましたが、
      この人形は超イメージダウン、長旅でくたびれたシシーをリアルに表現したのかな?
       
      
     
     
        
          優美なスイスのアルプスとは異なり、荒々しい岩肌がむきだしの山並みが続きました。
      ドロミテ街道は5月~11月 までの短い期間しか通れませんが、
      厳しい岩山と、山中の湖の美しさは忘れることはできません。

                                     コルティーナ・ダンペッツォ 泊まり