12月27日 三越で「アンコールワット展」
~アジアの大地に咲いた神々の宇宙~ 見てきました。
アンコールワットは以前から興味がありました。
アンコールワット研究の第1人者、石澤良昭先生のお話も何度かお聞きしました。
この三越の展覧会はまさに「待ってました!!」・・・だったんですよ。
「東洋のギリシャ美術」と例えられるアンコール美術作品64点、
上智大学調査隊が発掘した274点のうち11点などの神仏(石が多い)
の素朴で優しげな表情は「生命のすばらしさ」が感じられます。
何といっても「ジャヤヴァルマン7世の尊顔」は忘れられません。
12月27日~1月18日まで。三越新館7階です。
テレビ東京より
アンコールワットの全景です。 9~14世紀のクメール帝国の石造寺院です。
テレビ東京より
石澤良昭先生です。この日11時からギャラリートークというのがあって、
最高傑作の仏像のなかでも選りすぐりの5~6点の前で
熱の入った説明をお聞きできました。
「カンボジア人による、カンボジア人のための、カンボジアの遺跡保存修復、、」
これが4半世紀遺跡保存活動にたずさわった先生の
向き合い方であり、哲学だそうです。
5~6年前にアンコールワットへ旅行に行く予定でいたのに、
直前に都合でキャンセルしたことがありました。
カンボジアは東にヴェトナム、北にラオス、タイに接しています。
1年は雨季と乾季に分かれ、12月~4月ごろが乾季だとか。
1月ごろが一番涼しいらしいので(それでも30度以上)
1月3日からカンボジアへいってきます。
今回の三越の企画はバッチリ私の旅の予習になりました。
いつもタダで見せていただいて、三越さん本当にありがとうございます。
その上におまけ。
テープカットをしたカンボジアの副総理(?)ご夫妻
、読売新聞の偉い人、イオンの岡田さんに石澤先生・・・拝見してましたよ。
ひときわ目を引いたのが、由紀さおりさん、安田祥子さん。
ゆっくり会場を回っていらっしゃいました。
「私たちもアンコールワットで“あかとんぼをうたってきたんですよ」
・・・って。聞こえました。 上品できれい。
お二人とも白っぽいツイードのシャネルジャケット。パールのネックレス。
黒のスカート。黒のストッキング、黒のパンプス。
超正統派の完璧コーディネート
しばし ファッションチェックをしておりました。