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デジタル時代にこそアナログを

2005年03月19日 | My Diary
郵便局からお届けモノがあった時に留守にしていました。電話で再配達を依頼したのですが、今回は自動受付ではなく、職員による受付を選んでみました。今までは機械の音声に従ってプッシュフォンで色々と入力させられた上で機械が読み上げる内容確認をさせられ、なんともじれったい思いをしていたのですが、人間さまの受付のなんと素早いことか。いつものイライラがありませんでした。

デジタル時代になって便利になったことは事実。でも一方で人間が行う処理の優秀性もよく判るようになりました。私は仕事柄テキスト・マイニングにもちょこっと関わっているのですが、統計的な処理(例えば、どんな単語を頻度が高く使われているか)は人間さまはPCに逆立ちしても適わない。が、文章の中から新しい発見をしたり、気付きを得たりすることは機械にはできません。一時ほどではありませんが、マイニング・ツールが根強い注目を浴びていますが、機械の限界は確かにありますね。改善・改良ならば、顧客の声をマイニングして要望を頻度の高い順に把握して対応することで可能となりますが、イノベイティブな製品となると人間さまのアナログな頭脳の出番となります。そんなところを理解しないと、「顧客の声を吸い上げる」という美辞麗句につられて、使えない高額なソフトを買わされる事になってしまいます。買ってしまったら今度は、ソフトを使うことが目的になる、そんな主客転倒がおきていませんか。

再配達の依頼も、人間なら阿吽の機微で省略する物は省略し、重要なコトはしっかりと押さえるという臨機応変な対応ができるから、素早い対応になるんでしょうね。だから間違いもおきやすいのでしょうが、少々の間違いには目をつぶり、人間の感性を信じたい今日この頃です、はい。
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