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ホリエモンの第三手

2005年04月20日 | My Diary
昨日のblogの続きです。ホリエモンが次に狙うのは何なのかを考えてみました。

閉鎖的だったり利権で守られている前近代的な組織であること、国民の耳目を集めやすいこと、そして錦の御旗であるインターネットとの関連があること、この3点がポイントだと思います。

1. タクシー業界
お役所からの縛りが多く利権で守られている業界のため、革命児が腕を振るう余地はたくさんあります。日常使うものではあっても派手さがない分、世間の注目は集まらないでしょう。インターネットとの関連も少ない為に、×。

2. 相撲協会
知事が女性であるというだけの理由で土俵に上げないくらいですから、これこそ閉鎖的な化石集団の極み。ネットで相撲が観れるというのも理由になりますね。同じスポーツということで野球の二番煎じと見られる事、あまりに今の時代から掛け離れていることが却って『日本古来』というアナクロニズムを生み出し、猛烈なファンの反発をくらうかもしれませんので、これも×。

3. タレント、またはファッション・ギョーカイ
派手なことこの上なし。男も女も、年寄りも子供も、それぞれの関心を持っており話題性十分です。もちろんインターネットとの関連もあり。問題は、切り込む口実が何かということと、このギョーカイは裏社会との繋がりがありそうで、下手に手を出すと命がなくなるかもしれない、というのが問題点かな。

4. 郵政事業に代表される公共事業
お役所仕事という言葉が決して良い意味で使われることがないように、生産性や顧客満足度という観点から大いに問題のある領域であり、国民の支持は簡単に得られるでしょう。問題は、地味であることと、この手の領域のノウハウがホリエモンの身近にないことでしょう。よって×に近い△。

5. 政治
閉鎖的であることに関してこれ以上のものはなし。ここにホリエモンが切り込むとなったら、99%の国民は内容は兎も角拍手喝采するでしょう。インターネットを切り札に掲げられることは、ゴア前米副大統領の実験済みです。よって○。但し、問題は美しい形で途中下車できるかどうか。政治の世界にドップリ嵌りこむのは想定の範囲外のはずです。目的から外れますから。


6. オリンピック委員会
4年に一回の世界的祭典ですから話題性は十分です。しかも、その組織はヴェールに包まれていて何が何だか分かりません。エンタテインメントでありニュースでもあるため、インターネットとの相性もバツグンです。◎です。

7. 教育
日本の将来を考えると、この業界を変革していくことは避けては通れないと思っています。でも、労多くして見返りが少ない。話題性が目当てならば、この領域に手を出すことは100%あり得ない。よって×、しかも二重の×。

8. 宗教
儲けたお金を税金に吸い上げられるのが馬鹿らしいと思うようになったら、宗教に入り込むという手がありそうです。なんたって無税の特権がありますから。また、教祖さまの威光は絶大。布教活動、説話、募金などにもインターネットは威力を発揮する武器となります。TVで禁じられているサブリミナル効果はネットでも禁じられているんですかね。これが使えれば信者はどんどん増えますよ。信じるべき物は勿論『お金』。その『お金』さまに最も近い存在であるホリエモンが教祖という図式は、何の問題もなく受け入れられますね。ちょっと冗談ぽいが、穴狙いでいかがでしょう。
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