お愉しみはココからだ!!

映画・音楽・アート・おいしい料理・そして...  
好きなことを好きなだけ楽しみたい欲張り人間の雑記帖

『誰が国家を殺すのか  日本人へⅤ』 塩野七生著

2023年04月25日 | 読書雑感
二千年昔のローマ人にできたことが、なぜ今の人間にできないのか。自然科学が先人たちの業績を学びながらその上に新しい考えを付け加えていくのに対し、人文系を自任している人の多くは、過去を捨ててこそ進歩ができる、と信じているからだろう。

中高年になってからのおしゃれは、自分に似合うことよりも風景画の中の点景になる、と思ってはどうでしょう。

宇野クン、自分を追い詰めていたのではいつまでたっても二位ですよ。一位になりたかったら、自分を解き放ってやることです。

レオナルド没後五百年の記念番組でしゃべりまくる識者たちをみて考えた。レオナルド・ダヴィンチは「鏡」ではないかと。彼を解明するというより。この天才を論評する人の品位、というか姿勢、のようを映し出しているのではないかと。論評される側にまわってしまった人の全員が、論評する側を映す「鏡」になるのではないか。

多神教の神々は、信ずる人を助け保護する存在。反対に一神教の神は、信じる人々に、こう生きよ、と教示する存在。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ユングでわかる日本神話』... | トップ | 『ルネサンスとは何であった... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書雑感」カテゴリの最新記事