令和7年4月14日(月)
13日、大阪・関西万博が開幕しました。万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、84のパビリオン(国内27、海外57)が立ち並び、参加国は158の国・地域となっています。


(2023年7月の13都道府県議会議長会で大阪を訪れた際に)
大阪万博といえば、もう半世紀以上も前のことですが、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪)開催は、私が中学校の修学旅行の年と重なり、京都、奈良に加え大阪万博会場に行った記憶があります。万博開催と重なり幸運な修学旅行となりました。
この時代は、高度成長期の真っ直中で、日本の経済力・科学技術力を世界に発信する良い機会となったと思いますが、中学生の私にとっては、初めて見る世界の様子でした。一箇所に世界が集まるわけですから、大きな刺激を受けないはずはありません。
一番印象に残るのは、アメリカ館の月の石の展示でした。その前年に、人類が初めて月に降り立った偉業を、中学校の体育館に全生徒が集まり、生中継でその瞬間を見つめた衝撃が冷めないうちの出来事ですから、驚きの連続でした。
さらに、今話題となっているリニア中央新幹線は現実のものとなりつつありますが、1970年に開催された日本万国博覧会では、日本館においてこの原型モデルが展示されていました。あれから半世紀が経ちそれが現実のものとなったことに感慨深いものがあります。
私にとって今回開催される大阪・関西万博は、2023年7月に大阪市内で開催された13都道府県議会議長会議に出席した際、万博開催関係者からその開催の趣旨や建設状況の説明を受けたことが初めての関わりでした。
会議の会場となった施設の最上階からは、対岸にある万博会場を見下ろすことができ、これから2年間で本当に完成できるのかと心配になった記憶があります。また、マスコットの「みゃくみゃく」がPRに訪れ、一種に写真撮影したことや、会議に参加した13都道府県で万博を盛り上げることになり、その関連グッズを預かって、今も副議長室に飾ってあることなどを思いだし、ようやく開催にこぎ着けたことを嬉しく感じています。
今回の万博開催では前売り券の目標達成ができず、その他にもいろいろ課題がありましたが、開催の効果はきっと大きなものになることを予想しています。
これからの日本を支える子どもにとっては、万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」であるように、それを実感できる機会になることに大きな期待がかかります。その事例として、私が中学校の修学旅行で体験したことが理由です。
月の石に代わり火星の石が展示され、空飛ぶ自動車も展示されるそうです。これを見て、子どもたちは自分たちの未来をどう描くか、楽しみです。
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