何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

キラー・リーディング

2009-01-15 22:16:46 | Book Reviews
「キラー・リーディング 仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法 中島孝志・著、実業之日本社、2007年9月20日

p.64 重要なことは速読や多読、省読といった読書法をマスターすることではなく、要は読書によって仕事やビジネスのヒントをつかんだり、具体的な成果を生み出すことがキラー・リーディングの目的だからだ。

確かにその通りで、読んで、その瞬間はわかったような気分になって、何かを得たような思いでいても、それが明日からのアウトプットに活かせなければ、知識を詰め込むことが目的の読書ではもったいないと思うのだ。だからこそ、読書によって得たものを活動に活かすためのコツくらいは述べて欲しかったと思う。

 ポストイットを使って読むこともいいだろう。要点を押さえて、省力的な読書法もいいだろう。たったそれだけのことに200ページ余をつきあわされたのかと思うと、タイトル倒れしている書のように思われた。時折、キラー・フレーズを入れているかのようでもあるが、それほどひっかかるセンテンスもなかった。

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