何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

運転再開は、みそぎが済んだことではない

2005-06-20 18:18:01 | JR西に学べ
JRの姿勢を見守り続ける…山口さん、亡き妻に誓う (読売新聞) - goo ニュース

 山口さんと、同感です。そのお気持ちは計り知れないほど、つらい思いをして始発に乗られたことでしょう。たったその瞬間は1回しか来ないのですが、減速運転とはいえ、ほんの数秒で事故現場を通り過ぎてしまうのでしょうが、読んでいて、こちらも胸が締めつけられる想いです。

 喉元過ぎればなんとやら・・・で、事件が風化しかかったときに、またJR西の残党による怪しげな動きが出てくることも予想されます。建前がどうあれ、利益重視・利益拡大を見据えた体質に戻らないとも限りません。最新型のATSさえ付ければ、もう大丈夫ということでもないはずでしょう。

 阪神大震災と違って、福知山線の脱線事故は組織が間接的に後押しして起きた人災です。民間企業なら立ち直れないところを、公共交通機関の性質上、再開できているのです。再開できているだけでも、恵まれているのです。何か不穏な動きには、日本中の目で監視していましょう。
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