何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

運転再開に向けて何を整備するのか?

2005-06-07 22:56:12 | JR西に学べ
JR福知山線が試験運転、脱線から43日 (読売新聞) - goo ニュース

 営業再開まではまだ10日以上先のようだが、なんか復旧工事を開始してから、試験運行まではあっという間のように思えた。再開のてぐすねというか、準備は用意万端整っていたのだろう。まぁ、平地だし工事そのものは難しくないんだろう。

 ATS-Pをつけようと、ダイヤ改正しようと、それはそれ。今回の事故を招いた態勢や経営体質が残っていては、早晩、何らかのトラブルが起きるに違いない。運転再開までには治らないかもしれないが、改めるところ、整備すべきところの核心だけは、どうか誤らないようにして欲しいものだ。

 しかし、公共交通機関っていいよなぁ。何があっても潰れることはないし、不買運動に合うこともない。いやがおうでも、JR西を使わなきゃいけない人がいるのだから。民営化なんて言っているけど、こういう事件に遭ってみると、やはり本当の意味での民営化じゃないな。危機感なんて、まったくおこらないだろう。自分の会社がなくなってしまうなんて、夢にも想像がつかないんだろうな。だから、本当の反省なんてありえないんだと思う。そりゃ職員の中にはそうでない、愛すべき人もいるんだろうが、全体として見たとき、いわゆる民間企業が身売りされたり、吸収合併にあったりなんて、別世界に思っているのではないだろうか。ホリエモンの興味の対象とはほど遠い世界にいるのではないだろうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする