同じものなら、安いほうがいいのは通常の消費者意識。ジェネリックはあらゆる面で同じシロモノじゃないが、薬として同等の効果が期待できる、というもの。まぁ、それでも同等の効果が期待できるのなら、安いほうがいいだろう。
しかし、じゃあ安いんだから、ジェネリックをどんどん使いましょう、と言えるかというと、そうじゃないと思う。それは薬の使われ方や、薬そのものの問題がおきざりにされていると思うからだ。
たとえば、必要性のない処方であれば、いくら安かろうとも飲みたくないはずだ。価格と作用は別だからだ。安くたって、副作用や毒性は“一人前”に有しているのだから。安いからといって、処方を受けておけば、それだけ飲み合わせの確率は増える。つまり、リスクは野放しで、価格だけでジェネリックに突っ走っているのだ。
そうじゃない!、というのなら、ジェネリックメーカーは、とかく批判の多い薬は製造しないで欲しい。いわゆる「エッセンシャルドラッグ」だけを製造していないクセして、要は薬漬けになんか、ひとつも貢献していない。むしろ、安価に大量に薬を処方させる、買わせる方向に加担している。
価格を前面に出して、良識的なメーカーのように振舞っているが、一皮向けば、単に自社品をどんどん売りたいだけのことだ。沢井にしたって、東和にしたって、これまで全然、付加価値なんか考えようともしてこなかった。安さしかとりえがないように、たたき売りで薬価差をネタに商売してきただけのメーカーだ。そんな知恵もなければ、倫理的にも欠けた状態は、本来の姿じゃないと思う。
しかし、じゃあ安いんだから、ジェネリックをどんどん使いましょう、と言えるかというと、そうじゃないと思う。それは薬の使われ方や、薬そのものの問題がおきざりにされていると思うからだ。
たとえば、必要性のない処方であれば、いくら安かろうとも飲みたくないはずだ。価格と作用は別だからだ。安くたって、副作用や毒性は“一人前”に有しているのだから。安いからといって、処方を受けておけば、それだけ飲み合わせの確率は増える。つまり、リスクは野放しで、価格だけでジェネリックに突っ走っているのだ。
そうじゃない!、というのなら、ジェネリックメーカーは、とかく批判の多い薬は製造しないで欲しい。いわゆる「エッセンシャルドラッグ」だけを製造していないクセして、要は薬漬けになんか、ひとつも貢献していない。むしろ、安価に大量に薬を処方させる、買わせる方向に加担している。
価格を前面に出して、良識的なメーカーのように振舞っているが、一皮向けば、単に自社品をどんどん売りたいだけのことだ。沢井にしたって、東和にしたって、これまで全然、付加価値なんか考えようともしてこなかった。安さしかとりえがないように、たたき売りで薬価差をネタに商売してきただけのメーカーだ。そんな知恵もなければ、倫理的にも欠けた状態は、本来の姿じゃないと思う。