何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

ジェネリックと言えども「薬は薬」

2005-06-17 23:10:12 | 薬害は人災だ
 同じものなら、安いほうがいいのは通常の消費者意識。ジェネリックはあらゆる面で同じシロモノじゃないが、薬として同等の効果が期待できる、というもの。まぁ、それでも同等の効果が期待できるのなら、安いほうがいいだろう。

 しかし、じゃあ安いんだから、ジェネリックをどんどん使いましょう、と言えるかというと、そうじゃないと思う。それは薬の使われ方や、薬そのものの問題がおきざりにされていると思うからだ。
 たとえば、必要性のない処方であれば、いくら安かろうとも飲みたくないはずだ。価格と作用は別だからだ。安くたって、副作用や毒性は“一人前”に有しているのだから。安いからといって、処方を受けておけば、それだけ飲み合わせの確率は増える。つまり、リスクは野放しで、価格だけでジェネリックに突っ走っているのだ。

 そうじゃない!、というのなら、ジェネリックメーカーは、とかく批判の多い薬は製造しないで欲しい。いわゆる「エッセンシャルドラッグ」だけを製造していないクセして、要は薬漬けになんか、ひとつも貢献していない。むしろ、安価に大量に薬を処方させる、買わせる方向に加担している。

 価格を前面に出して、良識的なメーカーのように振舞っているが、一皮向けば、単に自社品をどんどん売りたいだけのことだ。沢井にしたって、東和にしたって、これまで全然、付加価値なんか考えようともしてこなかった。安さしかとりえがないように、たたき売りで薬価差をネタに商売してきただけのメーカーだ。そんな知恵もなければ、倫理的にも欠けた状態は、本来の姿じゃないと思う。
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定期審査終了

2005-06-17 22:36:06 | ISO9001奥が深いか浅いのか
 昨日から今日にかけて、4MDで定期審査が無事終了。改善指摘事項がなかったのは、良かったとして。

 毎回、審査中はいろいろ疑問を投げかけられ、十分応えられないこともあり、発展した質問にはついていけず、まだまだ十分とはいえない箇所がズラリ! でも、「はい、わかりました、とくに問題はないみたいですね」と中間の総括。

 あれぇ・・・? あんなに「これはどうされているんですか? こうしなくてもいいんですか?」などと言っていたじゃんよー、あの時は内心、「あーこの審査が終わったら、この箇所を見直す作業が入るんかなぁ・・・」とだいぶ気が重かったのだ。それを「とくに問題ない」とは、どういうことか。

 まだ今の時点では、そこまで問うほどの次元じゃないから、突き詰めれば課題アリだが、今回のところは許しておきます、ということなんだろうか。毎回、定期審査のときは、悪い成績なはずなのに、最終結論は大丈夫ですよー、みたいな感じで、自分の評価がどうなっているのか、よくわからなーい

ISO9001の事例が満載

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