新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

シャク:杓(不揃いな花弁)

2009-04-30 06:55:34 | 植物観察1日1題

シャク:杓(セリ科シャク属)白い花をつけています。
山地の湿ったところに生える高さ80~140cmになる多年草で、茎は上部で枝分かれし、葉は2回3出複葉、小葉はさらに細かく切れ込みます。
5~6月、枝先に白い小さな花が集まった複散形花序をつけます。花弁は5個あり、花序の外側の花は大きく、またか弁5個の外側の1弁がほかより大きいのが特徴です。
コシャクとも呼ばれ、本来はサクとも呼びシシウドをさすそうです。全体にセリ科特有の強い香気があり若葉を食べ、また根はさらして粉にし食用にします。