庭でリキュウバイ:利休梅(バラ科ヤナギザクラ属)が白い花を咲かせています。
中国中部原産で、日本には明治末期に入り、庭木、切花として栽培される、高さ2~4mになる落葉低木です。
4~5月新梢に長い総状花序を頂生し、径3~4cmの白花が6~10個上向きに咲きます。
花弁は5個で先は丸く、花の姿は梅に似ます。我が家のリキュウバイは、長年の鉢植えで樹勢が弱く、写真のように花付きはいまひとつでした。
果は長さ1cmの卵形で、5つの稜があります。
昔から利休梅と覚えこんでいましたが、植物園などではリキュウバイの名はなくて、バイカシモツケ:梅花下野、うめざきうつぎ:梅咲空木、マルバヤナギザクラ:丸葉柳桜などで表示されています。調べてみると牧野図鑑に“関西では利休梅という”とありました