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「むかごの日記」を始めて3年余、身近な植物でありながらまだ登場していないことに気づくことがよくあります。
忘れていることもありますが、たいがいは写真にすることが難しいのが理由になっています。
ミズヒキ:水引(タデ科タデ属)もそんなひとつです。
花序を上から見ると赤く、下から見ると白く見え、長い総状花序が、祝い物に使う水引に見えるのでこの名があります。
林や道端に普通に生える多年草で、高さ50~80cm、広楕円形~倒卵形の葉にはしばしば黒い斑点があります。
花被片は4裂し、上の3個は赤く、下側の1個が白で、花柱は2個です。そう果は花被片に包まれて熟し、先が鉤形に曲がった花柱が残り、これが動物などにくっつき運ばれてゆきます。