果実を小さな蜜柑に見立ててこの名があるというコミカンソウ:小蜜柑草(トウダイグサ科コミカンソウ属)ですが、これを蜜柑と見るにはかなりの想像力を必要とするようです。
畑や道端に生える高さ5~10cm1年草で、茎は赤みを帯びます。
多くの横枝を出し、その両側に葉が規則正しく互生するので、一見羽状複葉に見えます。
葉はマメ科のような睡眠運動をします。
花はごく小さく、上部の葉脇に雄花、下部の葉脇に雌花がつきます。
雌花の子房は球形で、表面に隆起した皺があり、果は直径2.5mmほどで赤褐色、皺は果になって残っています。
(明日から4日ほど休みます)