新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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夏の河口を彩るハマボウの花:浜朴

2005-07-27 06:05:04 | 植物観察1日1題
庭でハマボウ(アオイ科、フヨウ属)が黄色い花を開きました。
日本西南部、伊豆半島から沖縄本島の河口の沿岸に自生する落葉低木で、7月中旬から8月にかけて開花します。南国系の花らしく、学名もHibiscus hamabo となっています。
花の直径は8~10cm、花弁は黄色で幅広く、中心部が暗紅色、雌蕊に雄蕊が合着しているのが特徴です。花は一日で終わります。
ハマボウは、いまではかなり珍しくなっている様子で、一部の県では絶滅危惧品種に指定されています。
私の知っているのでは、紀州日高川河口の王子川河口一帯に群落があり、大阪近辺では、万博公園日本庭園の州浜に沢山植えられています。
写真は、茶花用として買ったもので、正しくはヒメハマボウかもしれません。