モウセンゴケと並んで甲山湿原にもう一つの食虫植物がありました。
イシモチソウ(モウセンゴケ科)です。やせた山地に生える多年生の食虫植物で、葉は直立して高さ10~25cmとなり、まばらに枝を出します。葉は対生で、粘液を出す食虫葉になります。小さい虫が粘液を食べに来た時、虫の体に粘液がつき、葉のふちにある毛が内側に曲がって虫を捕らえ、粘液の中の溶解酵素で虫を溶かし養分にします。
この草を抜いて地面に置くと、小石が葉の粘膜にひっつくので石持草の名があるそうです。
写真では少しわかり難いですが、枝先に黄色く小さい花火のような葉を持っているのがイシモチソウで、ともに絡み合っている同じ背丈の茎に小さい丸葉をつけているのがアリノトウグサ(アリノトウグサ科)です。アリの巣の近くに生えることが多いのでこの名があります。
イシモチソウ(モウセンゴケ科)です。やせた山地に生える多年生の食虫植物で、葉は直立して高さ10~25cmとなり、まばらに枝を出します。葉は対生で、粘液を出す食虫葉になります。小さい虫が粘液を食べに来た時、虫の体に粘液がつき、葉のふちにある毛が内側に曲がって虫を捕らえ、粘液の中の溶解酵素で虫を溶かし養分にします。
この草を抜いて地面に置くと、小石が葉の粘膜にひっつくので石持草の名があるそうです。
写真では少しわかり難いですが、枝先に黄色く小さい花火のような葉を持っているのがイシモチソウで、ともに絡み合っている同じ背丈の茎に小さい丸葉をつけているのがアリノトウグサ(アリノトウグサ科)です。アリの巣の近くに生えることが多いのでこの名があります。