簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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食べたまま、書いてます。

石清水八幡宮(四国遍路の旅・高野山編)

2015-10-19 | Weblog
 八幡市は、「やわたのはちまんさん」と親しまれる男山に鎮座する石清水
八幡宮の門前町としても栄えた町である。
八幡宮は、京の都から見て裏鬼門の鎮護として祀られた社で、八幡大神様
は、時に源氏の氏神様として篤い崇敬を受けてきた。
ここは日本三大八幡宮の一つである。



 京阪の八幡市駅前のロータリーから暫く歩くと、そこに表参道入口の一の
鳥居を構え、それを潜ると頓宮殿が建っている。
頓宮殿を抜けるとその先に二ノ鳥居が立ち、右手にとれば裏参道、左手に
とれば表参道の、何れもその先には長い山登り道が延びている。



 本来ならこの山道を登り、三の鳥居を潜って山上に出て、燈籠の立ち並ぶ
参道から総門を潜り御本殿にお参りするのが正式なルートではあるが、ここ
まで男山ケーブルに乗ってやってきた。



 ケーブルの山上駅は丁度御本殿の裏手辺りに有るので、ここからは859
年の創建以来育まれてきた自然林の中に延びる西ケーブル参道でぐるっ
とまわり5分ほど歩くことに成る。
 森を抜けるとそこには広場が広がっていて、茶店や駐車場、体育館など
に混じりエジソンの記念碑がたてられている。



 本殿は更に一段と高い場所に立てられているので、石段を登ると三ノ鳥
居から登る両側に燈籠の建つ参道に出る。厳粛な気の感じられる道で、厳
かに南総門を潜るとそこが御本殿の建つ境内である。



 正面には左右に赤い回廊を従えた八幡造りと言われる楼門が聳え、その
奥に御本殿が建っている。鬼門封じはその東北の角にある。

 現在の社殿群は、江戸幕府が1600年代に再建したものであるが、古代の
荘厳さと近世らしい装飾を兼ね揃えた建造物との評価も高くそれらの建物は、
何れも近々国宝に指定される運びだ。(2回休み)






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