簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

牧山クラインガルテン(津山線・乗り潰しの旅)

2019-06-07 | Weblog


 備前原から玉柏当りでは、車窓の右手には旭川の流れを望み、ほぼその蛇行
に沿うように進み、牧山を過ぎると一旦旭川とはお別れだ。
とその先左手に「牧山クラインガルテン」が見えてくる。





 ドイツ語で小さな農園と言う意味らしく、平成8(1996)年に開園した。
ここは岡山市の中心部から車なら30分ほどの距離にあり、市が整備した公園
機能を持つ、大規模な市民農園、貸農園である。
野菜つくりを指導する職員も駐在し、初心者でも大丈夫が売りらしい。





 園内には水道と調理台を備えた木造の小さな小屋「ラウベ」と言うらしいが、
それを備えていて、車窓からもその独特な景観を目にすることが出来る。
ここでは自分で栽培し収穫したものをBBQなどで食べることが出来るらしい。
軽食カフェが併設され、休日には青空市の開催、秋には収穫祭も行われるなど、
地元とのふれ合いもあると言う。





 昨年の西日本豪雨では目の前を流れる旭川の氾濫で、併走する県道81号線と
共に、壊滅的な被害を受けた。
道路も長い間通行止めになるなどその被害は深刻であった。
その道路も最近になりようやく通行が可能になったが、園の仮復旧も市が急い
でいるところだ。

 トンネルを抜け、右手に菓子・食品メーカ「カバヤ食品」の工場が見えてく
ると野々口駅に到着だ。この工場内にはおよそ30本のアーモンドの木があり、
4月上旬には桜に似たピンクの花が開花すると言い、それに合わせさくらまつ
りが開かれ、工場施設の見学と共に一般に公開される事が知られている。(続)



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