簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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「社会生活基本調査」

2013-06-17 | Weblog
 2012年7月13日、「2011年度の社会生活基本調査」の結果を総務省が発表した。
前年の10月20日の時点で、17万8千人余りの回答を得てまとめられたものだ。



 『生活時間の配分や、余暇時間における主な活動の状況など,国民の社会生活の
実態を明らかにするための基礎資料を得ること』を目的として、昭和51年から以来5年
ごとに行い、平成23年の調査がその8回目に当たるそうだ。



 それによると過去1年間に「旅行・行楽」をした10歳以上の国民の割合(行動者率)
は73.2%で、前回調査から3.0ポイント低下したと言う。
その内訳は、男性が71.1%なのに比べ、女性は75.3%と高い。
それらは10歳から70歳までの年齢階級すべてで、女性が上回っていて、男性よりも
女性が活発に活動している実態を窺い知ることが出来る。



 面白いのは年齢階級別の数字で、10歳から14歳が83.7%と最も高いにも関わらず、
次の15歳から19歳の階級では、70.9%と大きく落ち込んで、その後年齢が上がるに
つれて、その割合も上昇し、35歳から39歳でそのピークを迎え、以後年齢が高くなる
につれ低下している。



 察するに、比較的若い世帯の家族ぐるみの行動も、子供が高学年・思春期を迎える
とその子供に親離れが起き、同時に家族旅行も減ると言う構図であろうか? 
そう考えて自身に当て嵌めてみると些か心当たりもある。
とかく家族を避け、度々一人旅に出たのが丁度この辺りであったから。(続)




(写真は何れも兵庫県の湯村温泉、本文とは無関係)



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