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簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

昔のバス

2011-03-11 | Weblog
 昔は、市内電車・郊外電車などと共に、主な通勤手段としてのバスは、街中に網の目のような
路線を持ち、頻繁に走っていた。
今のようなワンマンではなく、首からかばんを提げた車掌さんが乗務するバスである。

 車掌さんが乗務しているから、当然のことながら乗降口は中央に一箇所のみ。
扉は、車掌さんが手で開閉する。
そんなバスの座席は、車両の両側に、前から後ろまでのロングシートであった。
最後尾にも前向きのロングシートがあり、所謂「三面シート」だったように覚えている。
多くの乗客が座る事が出来、尚且つ立ち客も沢山収容できることから、ラッシュ時の輸送確保の
ためこの形態が採用されたと聞いている。

 朝夕は、とにかく物凄いラッシュであった。
と言ってもこれは道路事情の事ではなく、バスの車内の事である。
殆ど始発で一杯乗せてくるので、途中のバス停では降りる客が居ない限り止ってはくれない。
車掌が窓から首を出し、「満員で~す。通過しま~す。」

 たまたま降りようとすると、客は車内の人混みを掻き分け、出口を目指さなければならないし、
車掌は二つ折りの手動扉を、開けなければ成らない。
何しろ、乗降口のステップにも何人もの乗客が立っているのだから、扉を開けるのが一仕事。

 客が降りた後がまた、凄まじい。
何台も満員通過で、待たされているだけに、乗ろうとする乗客が我先に入口に殺到する。
満員で乗れない筈なのに、それでも何人かが乗り込みに成功する。
昔のバスには、こんなエネルギッシュな凄まじさが有った。




【写真は本文とは無関係】



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