簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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バスへの思いやり

2011-03-18 | Weblog
 道路には、「バス専用」或は「バス優先」とかかれた通行区分帯が有る。
「バス専用」は、一部の例外を除いてバス以外の通行は出来ない。
また、「バス優先」は、バスが近づいたらそこから出てバスに道を譲らなければならないと教習所で習った。

 マイカーを捨て、バスに乗り仕事場に向うようになって、バスの車窓から眺めていると、バスの運行に対し、
思いやるドライバーの少ない事に驚かされる。
もしかしたら、マイカーの時の自分も、そんな一人だったのかも知れないが・・・。

 殆どのドライバーは、もうすっかりこんなルールは忘れてしまったらしい。
「バス専用」帯を堂々と、走り抜ける車を目にする事が有る。
「バス優先」の車線で、バスが背後に近づいても道を譲ろうとしないドライバーも多い。
それどころか、右側から大きく回り込んで、バスの前に割り込む車も少なく無い。
勿論、ルールを弁え、模範的な運転を心がけているドライバーもいるにはいるが、残念ながらほんの
少数派で有る。

 なぜこんなにまで、バスに対する思いやり運転が出来ないのだろうか。
一つにはマイカーが普及して、バスに乗る機会がめっきり減ってしまったことが挙げられる。
バスの乗客に成って、当事者の立場で廻りが見られないのが大きいのではなかろうか。
乗ってみると見える事が、乗らないから見えてこない、感じられない。
そのことが“自己中ドライバー”を多くしているようなに思える。

 それに、優先通行帯での違反を、警察が取り締まるところを殆ど見たことが無い。
だからドライバーは安心仕切って何の頓着もなく平然と走っている。







【写真は本文とは無関係】




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